アンドレ・マルロー『僕が死を考えるのは、死ぬためじゃない。生きるためなんだ。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

この言葉を理解しているかいないかで、人生の生き方には雲泥の差がつく。私は父を亡くしてそれを理解しているが、部下は兄を亡くしているくせに、そこから目を逸らしている。むしろ、そのとき湧いて出た死の恐怖に支配され、過剰な自己防衛をする様になり、それが結果的に、いじめ、わがまま、自分本位、軽薄、表裏的、吃音症、という様々な現象を巻き起こした。『死を考える』ということを、何かこう、『損』か何かだと勘違いしているのだ。ただそれだけである。ここは難しく考える場所ではないのだ。それは、思慮のやり方を間違えている。

 

 

吃音症だろうがうつ病だろうが、その根幹にあるのは『認知の歪み』だ。2017年3/27(月) 、うつ病に関する最新情報が発表された。うつ病患者を、こうした認知の歪みを矯正する『認知行動療法』と、『抗うつ薬』の両方から治療した患者と、『抗うつ薬のみ』で治療した患者とでその後の経過を調査したのだ。すると、『認知行動療法』と、『抗うつ薬』の両方から治療した患者の方が、薬だけに依存した患者よりも実に2倍の数だけ、うつ症状が治まったというのだ。うつ病は時間とともに改善することもあるが、認知行動療法を受けた方が改善率が高かった。

 

慶応大学病院の中川敦夫特任講師は、

「患者さん本人が、考え方や行動の幅を広げる技術を学ぶと、治療終了後も日常生活でそれを生かし、改善が続くのだろう」

 

と分析している。

 

 

思慮の間違いをしてはならない。むしろ『得』である。彼らは軽薄に、刹那的に、衝動的に生きる人生が『得だ』と思っているわけだが、だとしたら『損得』で生きていることになる。しかし、『もっとも得すべき事柄』を隠蔽し、まるでそれが『損だ』という様なふるまいをする。

 

本末転倒だ。『得』をしたいのではないのか。『死を考える』ということはさしずめ、『ゴール地点がどこであるか、あとどれぐらいなのかを知ること』である。この人生は『命を繋ぐリレー』だ。ゴール地点、あるいは受け渡し場所がどこか知らずに、どうして自分の持てる全ての力を出し切ることが出来よう。

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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鈴木修『会計の基本は二つのポケットだ。 パランスシートが読めなくても、商業簿記を勉強しなくても、2つのポケットがあれば用は足りる。』 トマス・ペイン『中傷は奇妙な掟をもつ悪徳である。それを殺そうとすれば生きるが、放っておけば自然死する。』 スタンリー・キューブリック『見た映画よりましなものを、僕なら作れるという確信を持っていた。』

 

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『他と違うことは恥ではない。誇りだ。』

『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』

『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』

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