名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
プラトンは言う。
教師や指導者は往々にして、対象者に自分のエゴを押し付けがちである。親だって同じことだ。例えばマイケル・ジョーダンの父親が『卓球の達人』だった場合おそらくマイケルにも同じように、 『卓球の達人』になってもらいたいと思ったかもしれない。だが、マイケルの才能は明らかにバスケットボールで花開いた。彼がやるべきだったのは、卓球ではなくバスケットボールである。
私は親に、クリスチャンであることを強要され、日曜学校に行かなければ、父親が怒鳴りつけてそれを叱りつけ、刃物を持ったこともある。だが、すぐに置いた。殺すほど親を憎んでいなかったし、親なりの愛であったことを知っていたからだ。しかしその10数年後、死んだ父親のその話をすると母親は、
などと言って、真実を実に堂々と隠蔽、捏造をしてみせた。私の心がどれだけこの両親に引っ掻き回されてきたか、少しくらいは想像できただろうか。だから私はよく知っているつもりだ。教育者の責任を。自分も気づいたらそうなっていた、という事の無いように、気を引き締めたい。
ショーペン・ハウエルは言った。
しかし、それを強制したのが私の両親だ。
『真の教師は、自分の個人的な影響から生徒を守る。』
私の両親は自分たちの持つ個人的な影響、つまり『信仰』を我々子供に押し付け、自由を与えなかった。そして、数えきれないほどの衝突や問題ごとが起きたというのに、私が29歳の頃に母親が言った言葉がこれだ。
あれから5年。母親は、その発言がどれだけ軽薄で自分本位であるかということについて、『最終的には殺す』覚悟で私が諭し続け、今ではその発言を悔いているようだ。父親はもうとっくにない。彼はクリスチャンのまま死に、そして死に際にこういう言葉を残した。
私は両親と心底から共鳴することができない。そういう運命の下に生まれた人間だ。少年時代はそのことを受け、自分が悲劇のヒーローであるかのように演じてきた。しかし今は違う。私には『教師』がいる。『反面教師』という、真の教師が。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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