名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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考察
問題なのは、ここで挙げられている二人の男の、どちらが『揶揄されているか』ということだ。一見するとどちらかがわからない。例えば、『執念深い』という言葉は、褒め言葉にも聞こえるし、悪口にも聞こえる。そして『運命を信じる』という言葉は、竹を割った潔さをそこに感じることもできるし、現実的ではない妄想癖のある反応的な人間の印象を得ることもできる。
『気まぐれ』という言葉は、自分勝手で無責任な印象を得ることもできるし、いちいちくよくよしない、器の大きい人間のイメージを浮かべることもできる。そして『機会を信じる』という言葉は、今のうだつが上がらない自分は、まだチャンスが来てないからだ、と考える、主体性のない愚かな人間が思う浮かぶし、大局を見逃さない、勝負どころのわかっている人間を思い浮かべることもできる。
だが、こうして考えても結局そのどちらとも解釈できるので、この言葉は、別にどちらかを揶揄しているわけではない、という捉え方をしておこう。そのどちらの特性も、人生には必要不可欠である可能性が高い、頑固でなければ何も成し遂げられないが、頑迷であってはならない。この流動変化する諸行無常のこの世の真理の中で、自分の思い通りの展開にことを運ぼうとする考え自体が間違っているからだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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『流動変化が避けられないことを知っているかどうかは、人間の運命を大きく変える。』