名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
『一瞬も待つ必要はない』と言っているところからもわかるように、『世界70億人の全ての人が、今すぐに出来ること』の話をしているわけだ。だとするとそれは、『悪い事をしないと一人一人が思い立つ』とか、『善い事をしようと一人一人が思い立つ』とか、あるいはマザー・テレサがこう言った様に、
この様な方向の発想をしたということになる。間違いなく、その通りだ。私もこの考え方で、例えば『お金』なんて必要ないと思っていたし、全ての人間に主体性と愛があれば、協力して、格差のない、より良い世界が出来ることになる、と考えたものだ。そしてこれは、その発想をしてから20年経った今も、別に『夢物語』的な、空想の話として片付いたわけではない。むしろ、突き詰める度に、『この考え方』の方が正しいことがわかってきた。
道教の創案者の一人、老子はこう言った。
そもそも『仁義』という概念を人間が謳うようになったのは、それを掲げて依存して、道標としなければならなかったからであり、本来、別に必要なかった。
孔子は言った。
『法律?私は認めていない。』(超訳)
つまり儒教の教えは、『徳による支配の為、支配者がしっかりしていれば、法律など必要ない。』というものであり、人間に主体性があり、意志を大事にする矜持があるなら、国家や法律といった外部要因に依存する必要などないのだ。金、法律、国家、仁義、これらの概念は全て、人間が捻出したものであり、その人間は、恒久的に未熟である。この圧倒的な真理に着目したアンネ・フランクは、至極純粋な発想をした。彼女、及び彼女が見た真理は間違っていない。間違っているのは、『人間』である。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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