名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
村上龍は言った。
『自分が欲しいものが何だかわかっていない奴は、何も手に入れることが出来ない。』
まずはこの考え方だ。この考え方で、人間の人生は大きく変わると言っていい。スティーブン・R・コヴィーは、著書『7つの習慣』で、『主体者』と『反応者』の違いをこう断言している。
『率先力を発揮する人としない人との間には、天と地ほどの開きがある。それは、25%や50%の差ではなく、実に5000%以上の効果性の差になるのだ。』
自分の人生がどんなものであるかを理解している人間には『主体性』がある。たった一度の人生を、なぜ人に従って生きていかなければならないのかという、『自由民の意志』がある。
アリストテレスは言った。
つまり、自分の人生の舵を握り、主人となって文字通り、主体的に生きる人は、例え生まれた身分が奴隷であっても、彼は奴隷ではない。だが、自分の人生の舵を握ることを放棄し、舵を握ってくれる主人を探して反応的に生きる人は、例え生まれた身分が自由民であっても、彼は奴隷である。
『自分自身への理解』というのは、まずそういうことだ。『自分自身』とは、『唯一無二』なのであり、それに気づけるかどうか、ということが『理解』なのである。そしてもう一つ付随して考えるべきなのは、『ホームとアウェイのからくり』である。色々と言うことはあるが、しかしまずの大前提として決定的な事実に、
『人間の能力が最大限に発揮されるのは、ホームである』
というものがある。例えば、アウェイだと感じた瞬間に、何もない場所でつまづいてしまう現象があるが、それが『能力を発揮されている状態』かどうかを、考えてみると良い。唯一無二の人生を『理解』し、『主体的』になり、この世が『ホーム』と化せば、その対極にいる人間と比べた時、人間の運命には天と地の差が出る。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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『絶望名人カフカ 希望名人ゲーテ』という本があり、『ちびまる子ちゃん』には『いつも前向き、山田君』と『いつも下向き、藤木君』がいますが、私はいわば『ゲーテかつ山田君』であり、私の20年来の部下は『カフカかつ藤木君』です。そのような人から見るとこの名言はどう見えるでしょうか。
今まで自分がどうやって生きてきたのか、その生きてきた道を自分の意志で歩いてきたのか、どんなことをして今の自分がどうなっているのか。この自分の人生の流れをハッキリと自信を持って答えられなければ自分の人生を歩いてきたとは言えない。言えないということは自分自身の事を理解していないことになる。これからの人生を進めていくためにも、自分自身の事を理解して、どう生きているのかを説明できるように意識して生活していくことが大事な問題になる。まず、一日一日をどう生きているのかをハッキリと意識しながら進めていくように意識していく。