名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
『人事を尽くして天命を待つ』。やれるだけやって、『もう後はやれない』というところまで突き詰めたのなら、後はどーんと待っているのが良い。最初から人は、無知で無力なのだ。全知全能ではない。ということは出来ることは限られている。それが『物事を人間の思い通りにしようと考える』時の、大前提だ。だが、下記の図で見てわかる様に、
左の人と、右の人とでは、『使ったパワー、出しきったエネルギー、残された余力』に明らかな違いがある。どちらが『もう後はやれない』という段階かは書くまでもない。
関連リンク:トム『やれるだけの事をやったら男はドンと胸を張ってりゃいいんだ…!!』
『もはや手のほどこしようのない事態になったら、事態の成り行きにまかせるだけだ。』
私もよくこのような状況になることがある。だがそれは全て、自分の蒔いた種を刈り取っているだけなのだ。もっと慎重に、安定、安心を重視して生きていればそういうことは少なくなる。だが、私が兼ねてから選択している人生の道は、波乱万丈である。
だからこそこういう事態が起きやすい。その時、私が思う感想は、自分勝手にも(イライラする)である。だが私の場合、目の前にそういう問題が山積みになっていると、その山を片づけなければ気が済まない性格である。それは、部屋の掃除をするときも全く同じことなのである。
私はその自分の性格を利用するべきだと考えている。よく仕事が終わった夜になると思うが、私は『この解放感を味わうため』に仕事をやっていると強く感じている。つまり、『ドーパミン』である。
人間は、困難な問題を片づけたときに報酬系物質のドーパミンが出る。他に、好きな食べ物を食べたとき、人とおしゃべりをしているとき、SEX、たばこ、アルコール、麻薬などでもそれが放出されるが、迷路を抜けたときや、試練を突破したときなどにもこの報酬系物質は出るのだ。
そのドーパミンが出ているとき、人の脳と心は快感に満たされている。私は常々思うが、『人間はドーパミンの為に生きている』のではないだろうか。そういう気がしてならない。
私は少年時代、目の前の問題から目を逸らす人生を送っていた。しかし、その時は生きた心地がしなかった。だからこそ人一倍、このことについてよく理解しているつもりだ。
ドーパミンが出ているとき、私の心は(自分の人生は間違っていない。だってこんなにも充実しているんだからな)という気持ちであふれている。しかし、その逃げ回っていた当時は、私の心がそういう気持ちで満たされることはなかった。
そう考えると、私はある種の『麻薬依存症』なのかもしれない。だからこそ刺激と強いドーパミンを求めて、自分の人生を安定に持ち込まないように画策しているのかもしれない。
『もはや手のほどこしようのない事態になったら、事態の成り行きにまかせるだけだ。』
しかし人生という大海原を航海し、いつ難破するかわからず、そして最後には必ず朽ち果てる運命にあるこの一生の中で、そもそも最初から『安定』などあるのだろうか。私は『ない』と判断した。
だからこのような言葉を考えたとき、頭に浮かんでくるのは『安定を求めず、ドーパミンを求めた快楽主義者の自分に対する罪悪感』ではなく、たった一度の人生を大航海している実感と、パイレーツオブカリビアンのサウンドトラックだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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