名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
アインシュタインは言う。
あるいは、こうも言う。
過去、未来永劫において、自分と同じ人間は存在するかどうか、一度そのことについて、じっくりと考えてみるといいだろう。
ブッダは言った。
『天上天下唯我独尊』だと。この言葉の真の意味は、『この世に自分という存在は、たった一人しかいない、唯一無二の人生を、悔いなく生きるべし』ということなのである。
また、『あるがまま』ということで言えば、ブッダは更に造詣が深い人物である。ブッダがまだ『ゴータマ・シッダールタ』という名前で行動していたとき、この世の苦しみや悲しみ、負の連鎖から抜け出す方法はないかと探して、人生をさまよっていた。
29歳から6年間、ありとあらゆる苦行をやった。時には空腹で命を落としてしまいそうになることもあった。しかしゴータマは何も得ることができなかった。この世のどこを探しても、自分が探し求める答えは見つからなかった。
だが、彼は35歳の時、ブッダ(悟りを開いた者)になった。つまり、29歳から6年間の苦行で、すでに35歳だ。そして、ブッダになったのも35歳だ。ということは、苦行を全て終えた後、何らかの行動に出たゴータマは、それでブッダになることができた。それは『ヴィパッサナー瞑想』である。ヴィパッサナーとは『あるがままを観る』という意味だ。つまりゴータマは、瞑想をして目線を外から自分の心の中へと方向転換した。
そしてあるがままを観た。例えば、人は生きて、そして必ず死んでいく。そういう、当たり前だが、しかし決定的な事実を、ありのままを理解し、受け止め、一つ一つ自分のものにしていった。
時間は流れ、宇宙はうごめき、命の火は消え、物質は分かれる。風は吹き荒れ、大地は鳴り響き、海は揺らいで、炎は燃え盛る。
全ては流動変化している。それが、諸行無常の言葉の意味である。
『我あり、あるがままにて十分なり。』
あるがままを受け入れ、あるがままで生きて、死んでいく。それを受け入れることができた人間はみんな、ブッダの境地を見ることができるのだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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