名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
ネズミ講的ネットワーク然り、口コミ然り、やはり、どこの誰かもわからない企業や人間の発信する一方的な情報よりも、そこにもう一つだけ要素が上乗せされたケースの方が、人間は、その情報に価値を見出す傾向ががあるのがわかる。
その要素の本質+(それをやらないと乗り遅れる)とか、(話題についていけない)とか、(馬鹿だと思われる)とか、(好きなあの人と同じ行動を取りたい)とか、そういう風に複合的に条件が重なった時、その要素の価値が爆発する現象が起きるのだ。
これは現代の日本人でわかりやすく言えば『一発芸人』の現象がそうだし、あるいは、私の記事で言えば、『天才の仕組み』という記事は、ブログ移転前、400以上にまで拡散されたわけだが、移転後は『0』のままである。しかし、要素はそのままなのだ。移転後はOGP(SNSで拡散されるような対策)を設置していないこともあるが、しかし、 『要素はそのまま』なのに、『条件次第』で、その要素の価値が上がったり、あるいは下がったりするのが、この世の不思議な現象の一つである。
つまりこれは、『大したことのない要素』でも、『広告の最適化』によって、その要素が流行的爆発をしてみせることがあり得ることを示唆していて、あるいはその逆で『希少価値のある要素』でも、『広告の手抜き』によって、その要素が世の中の波に埋もれたままになってしまうことを示唆しているのである。
更に詳しくは、
に記載したが、そこに出て来る広告代理店の人間が、
と言ったことは、注目に値する話である。宮崎駿が、鈴木敏夫の様な名プロデューサーなくしてはやってこれなかったと言っている様に、『最高の要素』があっても、それがそのまま発信側の『最高の評価』というボルテージで、人々の心に連鎖していくわけではない。その『最高の要素』を、『最高の要素として受け入れてもらう』ために必要な、もう一つの要素こそ、信頼できる紹介者から伝えられる広告なのである。
実は私は広告というものがあまり好きではない。何か強引で、一方的で、人の心を戦略的に操作する行為は、綺麗な仕事をしている以上、倫理的に首をかしげてしまうのだ。詐偽の様な仕事を経験して心を痛めた人間ほど、こういう発想になりやすいはずである。
だから私は、とある大企業がガンガン飛躍していくのを見るが、それらが飛躍している背景に、『客はカモである。どんどん騙せ。』という強引過ぎる営業手法が行われているのを知っているから、その企業がいくら大きくなっても、永久にその企業の価値を認めることはない。
『経営の教科書』には、ビッグカンパニーではなくグッドカンパニーになれ。と書いてあるが、私もそれに同感なのである。しかし、ようやく最近、広告の甚大な実力を再確認してきたところだ。忘れてはいけないのは『要素+』ということ。その要素もないのに強引な広告を打ち、一躍有名にはなったが、そのすぐ後に『被害者の会』が設立されたのを見て、私は本当に『膨張と成長は違う』のだと、『経営の教科書』に書いてあった事実が、真理なのだと身に沁みて理解したものだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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