名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
そのパラドクス(逆説)に気づけるかどうかだ。例えば人間は、入浴や排便を当たり前のようにするが、それは習慣だからである。その習慣というものは、一度身についてしまえば、もうそこに『苦』とか『楽』とかそういうことではなく、『それをやらなければ気が済まない』という状態になる。
入浴後の炭酸水や、ストレッチ。食事の前の軽い運動や、筋トレ、ヨガ。サウナに飲酒に喫煙にドラッグ。妙なものも入れたが、とにかく人は、一度習慣化してしまうと、その習慣を変えてしまうこと自体に『苦』を覚える生き物であり、常に保守を考えてしまう傾向がある。帰り道も、別に違う道から行けるはずなのに、その道に依存するのだ。その方が、(安全で確実だ)と脳が判断するのである。
併せて考えたいのは、こんな言葉だ。バーナード・ショーは言った。
人間は、保守を考えると言った時点で浮き彫りになっている通り、何より自分が可愛いのである。そこで、『その性質』を逆に利用して、『習慣化』してしまうのだ。それによって、バーナード・ショーの言う通りの現象が起きることになる。
(この習慣を作ったのは俺(私)だから)ということで、もう、最初は異物だったその問題も、すっかり好物となって、自分のものとなっているだろう。気が付いたら、その習慣を変えることに『苦』を覚えるようになっている。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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