名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
生きとし生けるものとは、この世に生きているすべてのもの、という意味だ。人間、動物、昆虫、微生物、この世に存在して生きている、全てのもの。それに『神性を見出す』というのはどういうことか。
そもそも『神』という言葉自体が曖昧なのだから、この『神性』も何だか怪しい。特に、この日本においてはそうだ。何が神であるかが、ハッキリとしていない地域の人間からすれば、この言葉を理解するのは容易ではない。だがそうすると、『逆にハッキリしていれば理解は容易だ』ということになるわけだ。ベートーヴェンは言った。
もし、この『神』という日本語が、『愛』という日本語が指し示すものと同じだとすれば、生きとし生けるもの全てに、この『愛』を撒き散らすということは、とても喜ばしいことのように見える。
『翼を手に入れる』ということは、その翼を得ることによって、今ある自分の許容範囲が、広がるということを意味しているわけだ。単純に、車に乗る、飛行機に乗ると、自分の行動範囲が広がるのと同じで、翼を手に入れることが出来れば、今まで無理だと思っていたことが出来るようになる。
つまり、この世の生きとし生けるものすべてに神性を見出し、愛を降り注ぎ、それらは全て『愛すべき存在なのだ』ということを自覚することで、人間は、新たな見地に立つことが出来るということになる。
例えば、『エネルギー不変の法則』というものがある。この世は、人が死んでも、物が燃えても、形が変わるだけで、エネルギーの総和は変わらないのである。だとすると、がれきも排泄物も、ゴミも石ころも、枯れた花も草木も、全て同じ、『エネルギーの一つ』ということになる。がれきや排泄物が、自分と同じ類であると考えたことがあるだろうか。ないなら、もうこの時点で既に、新しい見地を手に入れることが出来たわけだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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