名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
『自らの地位の存亡に関わらない悪評でも、可能な限りそれを避けうるほどに賢明である必要がある。もっとも、それが不可能であれば、あまり気にすることなくそのままにしておいてよい。』
慎重さは、あればあるほど優位になる。それにつられて、臆病さが比例するのであれば問題だが、無いなら、あればあるほどいい。
ソクラテスは、
アニュトス、メレトス、リュコンの三人の謀略によって、嵌められ、そして裁判にかけられ、命乞いをしなかったことにより、死刑に多く票を入れられ、無実の罪で処刑された。
彼曰く、
ということであり、知りもしない『死後の世界』に対し、恐れたり、あるいは、今まさに罠にはめた人間、あるいは、冤罪によって人を処刑しようという間違った人間に対して『命乞い』をし、生きながらえることに何か意味があるかと、自問したのだ。そして、『それこそが無知な人間に取る態度だ』と判断し、自分を貫き、そして結果的に処刑されてしまった。
無実の罪なのに処刑され、命を落としてしまうことがある。それは、大衆の意見を、軽んじたからである。しかし、実際にこの時大衆は、判断を誤っていた。だが、それでもこと『生き抜く』ということだけに着目するのであれば、大衆の力を甘く見ない方が良い。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
『38の黄金律』へ
名言一覧
Pickup名言
名言AI
ラ・ロシュフーコー『うぬぼれというものがついぞなかったら、人生はてんで楽しくあるまい。』 亀井勝一郎『読書の目的は、要するに自分の原点を発見するという事に尽きる。』 宮内義彦『最も困るのが、その仕事がなぜできないかだけは見事に理屈づけて説明するようなタイプ。』