名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
世界のあらゆる宗教、古代ユダヤ教、ヒンドゥー教、仏教、儒教、道教、原始キリスト教、カトリック、イスラム教、プロテスタント等を研究し、ヤスパース等に影響を与え、ジンメル、マルクスと並び社会学黎明期の主要人物であるヴェーバー。 (ウェーバーと称されることもある。)
イギリスの詩人、アレキサンダー・ポープも、
と言ったが、人間自体がもともと『魔性(ませい)』というウイルス感染した病人だったら、世の中で巻き起こる負の現象に説明がつく。それらが『症状』となるからである。
聖書の『ヘブライ人の手紙』には、『父が子供を叱るとき』について、
『神が自分の聖性を子に与えようとしているのだ』
と記載してある。つまりこの世には、『聖性』と『魔性』が両立しているのである。
それはごく自然に、腸内に『善玉菌』と『悪玉菌』がいるのと同じだ。悪玉菌が優位になれば、人間は下痢等の症状を表す。ということは、『魔性』に傾けば、人間はどうなる。そういうことなのである。
この言葉の感想に、
(何だよ、闇に侵された、負の言葉だな。)
というものがあるが、いや、事実確かに、『魔性』とは『負』であり『闇』なのだ。その感想は正解である。しかしその後、どう考えるかだ。
映画、『ヴィレッジ』では、自分の最愛の子供が暴行を加えられて、その遺体が町のゴミ箱で見つかったような経験を持つ親たちが、子供をそういう社会の『悪』に染めたくない一心で、自分たちで土地を買い、”白い世界”を創ってしまった、ということの倫理について考えることが出来る。つまり『魔性』を淘汰しようとしたのだ。そして『聖性』だけが在る世界を創ろうとした。
家族を理不尽な人間の『魔性』に殺された人間の気持ちがわかるだろうか。彼らのことを、誰が責められるだろうか。しかし、そこで暮らす人間は、生まれた子供の人生は、本当に正しい在り方なのだろうか。その答えは、映画を観て各人が導き出すのが良いだろう。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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