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松下幸之助『人間万事、世の中のすべては、天の摂理で決まるのが90%、あとの10%だけが人間の成し得る限界だ。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

人事を尽くして天命を待つ。この言葉を考えると、松下幸之助の他の言葉、

 

これらの重みがグッと増す。まず大前提として、『人間の限界』を知り尽くしている。そしてその上で、『だが、それがどうした。』という気構えでもって、この世を生きようとしているのがひしひしと伝わってくるのだ。

 

そしてそれだけでは傲慢不遜になりがちだが、そうはならない。むしろ、天命を待つ潔さがあるのだ。それは、人間の限界を知っていなければ出来ない。この男、『自信と過信』の意味の違いをよく理解していて、経営の神様の名に、粉みじんも恥じない。

 

『人間万事、世の中のすべては、天の摂理で決まるのが90%、あとの10%だけが人間の成し得る限界だ。』

 

これを『天の摂理が100%』と言っている人間がいる。例えば私の両親はクリスチャンだが、『すべては神の思し召し(お考え)です』などと言って、『イエス様』にすべてを委ねている。…という風に演じている。

 

クリスチャン

 

だが、一見すると謙虚に見えるその姿勢は偽善である。それは、30年目の前で見てきている私が言っているのだ。間違いない。そして34歳になった今、先日そのことについて直接母親にも言ったばかりである。最初こそ私に反抗してきたが、私が『四聖』に数えられる、

 

孔子

孔子

ソクラテス

ソクラテス

ブッダ

ブッダ

キリスト

キリスト

世の偉人たちと向き合って、

偉人

 

圧倒的な基礎を積んだという事実を知っている母親は、時間をかけて徐々に私の言う言葉に耳を傾ける『しかなくなってきた』のである。例えば、『私たちは本当にいつもわがままで…』などというセリフを、食事の前のお祈りでするわけだ。私はそれを幼少のころから聞いている。だが、そのくせ自分の私利私欲の為に金を使い、途上国の子供たちの命をないがしろにしているのだ。見るべきなのは以下の黄金律。

 

『愛があれば全ては解決する。』

 

そして、太宰治のこの言葉である。

 

そう。彼女はクリスチャンではない。偽善者なのである。『わがままだと思うなら、その大型テレビを買った金を途上国の子供たちに寄付すればいい』のである。

 

テレビ

 

父親はとっくに亡くなっているので母親だけの話になるが、なぜ彼女がそういう生き方をしているかと言うと、『天の摂理が100%』だと捉えているからだ。だとすると当然そこには主体性の欠如が見られる。『私が何とかしなくても、主を含めた他の誰かが何とかしてくれる。全ては神の思し召しだから。』ということで、自分にかかる重圧から逃げようとしてしまうのだ。

 

そんな人間のくせに聖人君子のような立ち居振る舞いをする人間を、私は『偽善者』と呼んでいる。裏でもそう言うし、母親にも直接そう言った。最初こそ反抗されたが、数年かけて言い続け、今ではもうぐうの音も出ないほどになったようだ。謙虚に生きるのはいい。だが、『インチキ』をして生きながらえることは無責任である。松下幸之助はインチキをしない。自分にできる限りの最善を尽くし、最後の最後に、天命を待つ。

 

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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