名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
『私は、過去というものは、前向きのためのものでない限り、嫌いである。「青年は明日を思い、老人は過去を憶(おも)う」とするなれば、私も青年のつもりである。』
ローマの哲学者、セネカは言った。
過去はもはや関係がないのだ。終わったことなのだ。実際に、それがあったかどうかも定かではない。実際にはその事実があったとしても、その時に感じた感情が正しかったかどうかは別だ。
例えば、当時は大変に劣悪な状況に陥っていると思っていても、後で振り返ってみると、実はその経験が非常に今の人生の根幹となっていることがある。だとしたら、当時のその経験は、『あった』のか、それとも、自分が認識している過去の経験とは、少し違うものとして『あった』のか。どちらにせよ、形が少し違っている印象があり、どちらにせよ、もうどうでもいいのだ。過ぎた時間はもう二度と帰ってこない。
赤ん坊の頃、ところ構わず排泄をしていたことを思い出し、鬱になる人間がいるだろうか。なぜいないのか。それは、当時の自分は未熟で当たり前だと思っているからである。だとしたら、今の自分は未熟ではないとでも言うのか。ちょっと前の自分は、未熟ではないとでも言うのか。 人間は一生未熟だ。見るべきなのは、その先にある自分の成長した姿、それのみである。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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ラ・ロシュフーコー『人は、他人と違っているのと同じくらい自分自身とも違っている時がある。』
森信三『われわれ人間は、感激や感動のできる間は、まだその人は進歩する可能性を持っていると言ってもよいでしょう。』
田山花袋『何でも空想で考えず、物に当たって活発にやるがよい。その時に出てくる知恵は、空想でこねまわしたものより、ぐっと生々している。』