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ミハイル・ゴルバチョフ『私は収穫の時には立ち会わないかもしれないが、今のうちに蒔けるだけ種を蒔いておきたい。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

孔子の言葉の超訳として、

 

と書いたが、まさにそこに書いたとおりだ。一人一人が自分の生きる代だけのことを考えていたら、いつまで経っても人間は進化することは出来ない。さしずめこの人生とは、『リレー』なのだ。地球で生きた全人間で行われる、壮大な一つのリレー。命を繋ぎ、知を繋ぎ、同じ過ちを繰り返さないように、人は出来る限りのことに挑戦し続けるのである。

 

アインシュタインは言う。

 

そうならない為にも人は、将来に種を蒔く必要があるのだ。アインシュタインが蒔いたこの種は、多くの人々の心に、植えつくことだろう。

 

天才相場師のジョージ・ソロスは言う。

 

日本の経営の神、松下幸之助は言う。

 

先義後利、先憂後楽の考えで、人生を最愛の子孫の代へと繋ぐのだ。

 

先憂後楽

 

しかし、世の多くの人は『収穫の時に立ち会いたい』と執着しているものである。例えば私の部下は、入社して10年経っても一か月に3回以上遅刻するようなあまりにも劣悪な生活態度を送るにも関わらず、

 

自分の代でも報われたい

 

とほざく始末である。つまり、私が彼の人生の歩幅に気づき、

 

このままでは有限の時間内にお前が殻を破り、大きく成長することは無理だ。

 

と言ったが、彼はそれでも自分の態度を変えることができなかった。しかし、それでもその部下と一緒に生きていかなければならないわけで、そのともに過ごす時間の中で、

 

まあでも、自分の代は大成しなくても、子供に教育をして子供が偉人になる、っていうケースもあるから、自分の代で大きな変化が起きなくても、まだ可能性はある。

 

と言ったのだ。それでそのような軽薄な発言をした。

 

自分の代でも報われたい

 

と。彼の異常なまでの自己愛が露呈した瞬間である。

 

『私は収穫の時には立ち会わないかもしれないが、今のうちに蒔けるだけ種を蒔いておきたい。』

 

ゴルバチョフのこの言葉は、決して万人に使いこなせるものではない。私は時間をかけ、彼のような人間を通して、そう確信していったのである。

 

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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