名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
『実写は楽ですからね。ビールが美味しいでしょ、一日労働するから。そうするとそれで充実しちゃうんですよ。どうも実写の人を見てると、そういう感じがするんですよ。』
宮崎駿が言うのは、『限界効用の逓減』という概念、まさにそのままだ。それは例えば、仕事終わりのビールは美味いが、二杯目、三杯目と味が落ちていく現象のことである。『それで充実しちゃう』と言うと、まるで『充実してはいけない』という風に聞こえるが、道理で考えるとそんなわけがないのだ。だとするとどういう意味かと紐解くと、そうではなく、『そこで満足していいのか』という、物づくりの匠の眼光が鋭く光る、これはワンシーンなのである。
世界のクロサワこと、黒澤明は、作中で読まれることのない、封筒の中の手紙までスタッフに作り込ませた。しかし、こう言うのだ。
同じように宮崎駿も徹底的に細部にこだわり、『風立ちぬ』のワンシーンでは、たった4秒のそのシーンにかける時間、実に1年3か月。物事を突き詰めたプロ、匠、一流の人間は知っている。『枯渇』させることが、エネルギーを爆発させるカギであると。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
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ヘロドトス『逆境には、人間のなかの強さや資質を引き出す力がある。逆境がなければ、それらはいつまでも眠ったままだ。』 鈴木修『私には、会社経営について、ひとつの確信があります。 企業は一時的に順調でも、いつまでも順風満帆で成長していけるものではないということです。』 安岡正篤『病弱とか、愚鈍であるとか、貧乏であるとか、多忙であるとかいうことは、逆に自分自身を鍛錬する非常な妙薬、否、妙薬以上のものであります。』
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