名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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考察
人間は、この虚無たる混沌の闇の中で人為的な範囲を創り上げ、そこに人間が認識して、安心しやすい世界を広げた。
ニーチェは言った。
『論理は完全な虚構の見本である。現実の中には論理などは存在せず、現実はまったく別の複雑極まりないものである。我々は実際の出来事を思考においていわば簡略化装置で濾過するように、この虚構を図式化することによって記号化し論理的プロセスとして伝達および認識可能なものとする。』
元々この世には何もないのだ。たまたま惑星が衝突して地球が生まれ、それが太陽との絶妙な距離にあったことで生命が育み、大恐竜時代を経た後、なぜか知らないがこの大人間時代が始まった。『愛』があったのは、いつからだろうか。人間の時代が始まってから、人間がそれを認識してからのことだろうか。だとしたら愛の歴史など大したことは無い。
しかし、愛がもともとあって、それを高度な頭脳を持つ人間が『見つけた』ということであれば、愛というものが持つ規模の実力は、甚大である。
フランスの作家、サン・テグジュペリは言った。
しかしサン・テグジュペリの言葉を見てみると、『愛、神、真理』というものは、最初からそこにはなく、人間がそれを勝手に創造しただけ、という印象を抱く。それならば、やはり『愛』の力は大したことが無いのか。人間が勝手に創造し、あるいは捏造している綺麗ごとなのだろうか。では、一体なぜなのだろうか。『愛(真理、神)』に触れた時、こんなにも我々の心が充足するのは。真理(愛・神)から逸れれば逸れるほど虚無に近づく。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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