森信三『人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

逢うべき人』というのは、『自分の歩くべき道』の上で出会う人の事である。つまり、その道を歩いている人以外の人は、『逢うべき人』には出会えない。だからこのような言い回しになるのだ。なぜなら、人間というものは物心がついたときには、いや、つく前の段階から、幾多もの人に会っているはずである。

 

生まれた時、幼少の時、少年・少女時代、近所に住む人、学校で。隔離施設に監禁されていない限り、『人には会う』わけだ。だが、それが『遭ってしまった人』か、『逢えた人』とでは、意味が違ってくる。前者はどこか、『虐待や強要をしてくる理不尽な存在に遭った』という印象があり、後者はどこか、『自分の最深部まで理解してくれる人に逢った』という印象がある。それであれば、

 

遭った→会った→逢った

 

という順番で、その絆の深さや喜ばしさが深くなると考えられるわけだ。

 

自分のことを理解していない時期。つまり、『自分の歩くべき道』を歩いていない人が、どうして人に『逢える』だろうか。そこまで考えると、冒頭の段階で『誰にあおうとしていたか』はわからないが、『逢える』のだ。

 

『逢うべき時』に、『逢うべき人』と。

 

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

特別情報

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オウィディウス『生活が順調なるときは多くの友が取り巻くも、天機に恵まれず生活が左前になれば、ひとり置き去りにされる。』 出井伸之『人は組織からの引退や卒業はありえても、自分自身から引退することはできない。』 シベリウス『批評家の言うことを決して聞いてはいけない。これまでに批評家の銅像が立てられたためしはない。』

 

関連する『黄金律

『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』

『アウトサイド・インではない。インサイド・アウトだ。』

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