名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
そして、200本安打という偉業を達成した後は、いろいろなものが消えていってしまったと言うのだ。アインシュタインは、『精神分析を受けてくれ』と言われたとき、こう言った。
これを私は、『あえて空白を創出することによって、その空白を埋めたい、という無限のエネルギー源を確保しようとした。』と推測したが、イチローのこの言葉を聞いて、ますますそれは強化される一方だ。もっと前にも、
例えばこんな記事にも書いているが、『人間は、枯渇したゲージを穴埋めしようと躍起になる』というのが、兼ねてからの私の見解である。もう普通に、自分が『右である』と認識したとき、躍起になって『左のゲージ』よりも上に行こうとして、エネルギー源を捻出できる。
よく、会社や学校でも言われたはずだが、『目標を定めるときは、簡単でもダメで、難しすぎてもダメ。頑張れば手が届くぐらいに設定することが一番効果的だ。』という原理がある。なぜなら、『簡単』だったらそれは目標と呼ぶには値しないし、『難しい』度が超えていても、それは目標と呼ぶには値しない。
目の前のお茶を取る。100兆円を集める。この手の発想は、『目標』というよりかは、『動作』と『夢想』だ。動作とは、事を行うために身体を動かすこと。それもほぼ、達成確実であることが前提とされているケースに使うことが多い。夢想とは、現実から離れた楽しい空想。非現実的であり、ファンタジーであり、達成することがまず間違いなく出来そうもないことにおいて、使われるケースが多い言葉だ。イチローであれば、200万本安打。これを実現したいというのと同じ、非現実的な空想を抱くことである。
それでは『エネルギー源』は捻出されない。いや、正確にはされるが、すぐにそれが枯渇するだろう。『無理だ』ということを悟る時間が早く、往々にしてそのタイミングで、『ガス欠』になる。
だが、頑張れば手が届きそうな目標であれば、この『ガス欠』がないのだ。人間が躍動し続ける為には、この『ガス欠』がカギになると私は見ている。最近認知症になった86歳の祖母も、ある種の『ガス欠』なのだ。定年退職してからやることがなくなって鬱になり、徘徊し、ゲートボールや俳句の趣味を見つけて生きがいを取り戻す人も、この『ガス欠』が関係していると睨んでいる。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
『38の黄金律』へ
Pickup名言
『絶望名人カフカ 希望名人ゲーテ』という本があり、『ちびまる子ちゃん』には『いつも前向き、山田君』と『いつも下向き、藤木君』がいますが、私はいわば『ゲーテかつ山田君』であり、私の20年来の部下は『カフカかつ藤木君』です。そのような人から見るとこの名言はどう見えるでしょうか。
日々の目標と大きな目標。どちらも意識しながら過ごすことが重要になる。
自分もよく、1ヶ月もたずに継続できないことがほとんどだが、年単位の考えをして先が長く感じてしまうのが原因になる。
1日、1週間と小さな目標をメインに考えたほうが今の自分には長く続けられると思う。