名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
日米通算3000本安打が迫っていた頃、『やはり、重圧がありますか?』という記者の質問に対し、イチローはそう言ったのだ。つまりこれは『初期設定』である。常識の初期設定。ちょうど先日部下に話したところだ。
『偉人の名言と触れ合っていると、その人の人物像が見えて来る。例えばココ・シャネルなら、12歳で母親が死に、すぐに父親に捨てられて、孤児院に入った。そういう絶望の時期を経験している人間の共通点は、決して屈しない、という不撓不屈の精神が磨かれること。シャネルの言葉には、そういう力強い言葉が多い。
イチローや本田、彼らが言い放つその言葉と向き合っていると、コペルニクス的転回をほのめかされることになる。つまり、『その当たり前だと思っている常識は、一体何なんですか?』という具合に、反問されることになるのだ。『いや、こっちの初期設定の方が正しいですよ。どう考えても。比べてみてください。』と言われるわけで、そうすると記者やなんかの、『こっちの初期設定を押し付けた人間』達は、ぐうの音も出ない。(確かに…)と思って、終わりだ。』
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
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Pickup名言
『絶望名人カフカ 希望名人ゲーテ』という本があり、『ちびまる子ちゃん』には『いつも前向き、山田君』と『いつも下向き、藤木君』がいますが、私はいわば『ゲーテかつ山田君』であり、私の20年来の部下は『カフカかつ藤木君』です。そのような人から見るとこの名言はどう見えるでしょうか。
大勢の人と同じ考え方になってしまうと、その大勢の中で生きていくことになる。
いい意味で、人と違う目標や意識を持つことで、成長の速度であったり、仕方が変わってくると思う。
常に意識を高く持つように考えながら行動していきたい。
2023年6月から、名言の内省に彼の内省文を載せていきます。ちなみに彼は現在、私がこれらの文章を書いた『10年後』の年齢です。