名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
『自分の評価は自分で出来ない。人が自分の言うことを素直に聞いてくれない。提案が通らないというなどというときには、周囲があなたの能力を認めていないと考えるべきでしょう。本当に仕事ができる人は、自分に対する評価が非常に低いのです。それは到達する目標が見えていて、届かない距離が分かるからです。』
今の自分など大したことではない。そういう風に心底から言える人は、間違いなく向上心の高い人間である。数字で考えればわかりやすい。その人の目標値は、『1兆』だ。しかし周囲の人の目標値は、『1000万』である。その人はその時、『1億』だった。しかし当然、当人が目指している数字の10分の1にしかいないわけで、彼はその事実について、(まだまだだ)と言って、自分を戒める。 しかし、周囲の人からすれば、自分の目標の10倍の数値にある彼に対し、畏怖と称賛の目を向け、頭を下げることになる。
柳井正の向上心が高いことがわかる記事がある。彼は、『最高の教科書だ』と賛辞する『プロフェッショナル・マネジャー』の巻末に、こう書いているのだ。
『根拠のない自信に満ち溢れたエゴチストほど、異業種交流会に積極的に参加しないといけないと主張し、いくつもの交流会にかけもちで参加する。成功したベンチャー企業の経営者は、なぜか業界団体に集い、人脈を広げると称して、夜の会合やパーティに好んで出席する人が少なくない。だが、異業種交流会も、お客様や社外の人間と接することの少ない内側の仕事をしている人にとっては、ときには必要だと思うが、やりすぎても効果は無いだろう。 ”人脈”といっても、その人が自分を信頼していくれるという状況にならない限り、人脈があるとはいえない。
人脈をつくるには、自分の本業に専念することで信頼してもらうしかない。本業で結果を出せば、全然知らない人でも、訪ねれば会ってくれるし、どんな質問にも答えてくれるものだ。エゴチズムの真の害悪は、抑制されない個人的虚栄心が高進すると、その本人が自分自身の為にこしらえた賛辞を信じ込むようになる。そして自分自身と虚栄心の中にのめり込んで、他人の感情への感受性を失ってしまう。常識も客観性も失われる。そして意思決定の過程を脅かす厄介者となる』
僕は夜の会合やパーティを遠慮させてもらっている。僕はずっと失敗を続けてきたが、確実に一勝は挙げた。それでも『ずっと失敗を続けてきた』という思いの方が僕にとっては強いからだ。僕がやるべきことは、まだ本業に専念することだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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