名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
イチローはこうも言った。
この『確かな一歩』というのが、極めてハードルが高い。『一歩』なら簡単だ。しかもそれが、自分に甘い人間にとっての『緩やかな一歩』なら、尚の事簡単だ。だがそれが、自分に厳しい人間にとっての『確かな一歩』なら、困難を極める。何しろ、
(いや、これは『確か』ではない。)
という目が常に見張っているのだ。これがハードルを劇的に上げている。例えばイチローは、
と言って、『棚から牡丹餅』で喜ぶような人間に成り下がることを、恥と定めた。こういう人間の『確かな一歩』とは、極めてハードルが高いのである。しかも、それを『続けていく』というのだからすごい。いや、それを『すごい』などと、非常識的に下から見上げる人間の姿勢に、イチローは逆に首をかしげるだろう。
(なぜ、それが非常識なんですか?)
と言われて終わりだ。この『初期設定』が欲しい。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
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Pickup名言
『絶望名人カフカ 希望名人ゲーテ』という本があり、『ちびまる子ちゃん』には『いつも前向き、山田君』と『いつも下向き、藤木君』がいますが、私はいわば『ゲーテかつ山田君』であり、私の20年来の部下は『カフカかつ藤木君』です。そのような人から見るとこの名言はどう見えるでしょうか。
自分で思う限界と、周りから見た限界は違うが、限界値を周りから見た以上に設定したい。
その設定ができているのであれば、自分に対して厳しく考えられてることになるはずだ。
2023年6月から、名言の内省に彼の内省文を載せていきます。ちなみに彼は現在、私がこれらの文章を書いた『10年後』の年齢です。