名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
何しろ、『自分自身が心から感じたこと、しみじみと心を動かされたこと』というのは、唯一無二の自分の『意志』である。デール・カーネギー の名著、『道は開ける』224Pを読めば、科学的な確率でいえば 300兆分の1の確率で、両親から生まれていることを教えてくれる。この世に生まれたこと自体が、奇跡だということを、思い知るだろう。
そして、過去、未来永劫として、自分と全く同じ人間など現れない。300兆分の1の奇跡の下に生まれ、未来永劫の中で唯一無二の人生。その中で、『自分自身が心から感じたこと、しみじみと心を動かされたこと』ということが、どれだけ大切で、尊い気持ちかどうか、見えてきたはずである。
仏教の開祖ブッダ(釈迦)は、
と言って、唯一無二の人生を、『天上天下唯我独尊』として生きるべきだと諭した。天上天下唯我独尊とは、『自分の人生は唯一無二だから、悔いの無いように生きるべし。』という意味なのである。
エマーソンは言った。
生きていて、自分の命が最も躍動していると思うことがあれば、それが自分のやるべきことだ。ただ、ここで一つ付け加えることがある。例えばそうして野球選手になって、大活躍する人がいる。その人は自分の心に忠実になり、才能を活かし、夢をかなえたのだ。
しかし、彼が引退する時が来てしまった。それはあるだろう。体力がなくなり、若い頃のように動けなくなり、怪我をすることが増えてしまったなら、それはアスリートにとって引退時である。
では、その人のその後の人生はどうする。オリンピックシンドロームとは、別名『燃え尽き症候群』。オリンピックに出ることを夢見て全ての努力を捧げてきたアスリートは、よくこのオリンピックシンドロームにかかる。
プロ野球選手の中にもこの燃え尽き症候群にかかり、その後の自分の人生の生きがいを見つけられず、軽い廃人状態になってしまう人が少なくない。中には覚せい剤に手を出し、逮捕され、転落してしまう人間もいる。
彼らは皆、今回のような言葉を考えるときに、『もう一段階』深く考えることを怠ってしまったのだ。プロ野球選手は、野球をやることだけが与えられた才能なのではない。実は、もっと他にもやれることはたくさんある。
王道のところでは監督やコーチ。コメンテーター。運営側に回ってもいいし、少年野球を教えてもいい。また、自分の子供を育てるのもいいし、野球を世にもっと広げるために尽力してもいい。それだけではない。野球以外にもやれることはたくさんあるはずだ。
そもそも本当に野球を一生やっていけると思っていたのだろうか。もし野球で大活躍できて、その他のことをやると第一線で出来ないからという理由で、『見栄や虚勢』が(自分は野球でしか輝けない)とブレーキをかけさせ、自堕落に走るのであれば、そこにいるのは『人生で最もやるべきこと』をおろそかにした人間だ。
見るべきなのは以下の黄金律。
やることが見つかったようだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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