名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
『凡才の集団は孤高の天才に勝る』という本があるくらい、こと『優れた者(天才)』は、孤高になる傾向がある。
それはエマーソン曰く、
ということであり、ショーペン・ハウエル曰く、
ということなので、仕方がないのである。だから、こと『社交(人と人との付き合い)』において、孤高の天才が『浮いてしまう』のは、当たり前なのである。
以前、私は髪の毛が坊主の1ミリだったときがある。体は20歳から鍛え続けているので、ガタイはいい。そして、元々血気盛んな男の生き方をしてきただけあって、立ち居振る舞いも無駄な笑顔をこぼすようなことはしない。そんなある日、大きな公園で有料のアスレチックをしようとしたとき、有料だから、30人ほどのグループでひとまとめにして講習を受け、危険だからハーネスのつけ方等を学んでから体験に挑んだ。
特に他人同士、お互いに喋ることもないから一切口を利かないまま命綱をつけながら上へ上へと昇っていく。私は慣れあったり、誰かの二番煎じや、誰かについていくのが嫌いなので、常に一番最初に行動し、その時も先頭だった。だがやはり、そういう私を客観的に見ると、坊主だしガタイはいいし、1ミリだし無口だし、率先して行動するしで、なんだか距離を空けた方がいいような、危険な男の匂いがするのは致し方ないだろう。別に私はそれでいいわけだから一切気にしなかった。
しかし、私の場合、そのようにして『一切人目を気にしない』。だから、一番上に行って高さ10メートルほどの位置に来ると、その高さの恐ろしさとスリルに、連れと一緒に大騒ぎしたわけだ。
などと叫んでいると、すれ違った男女のカップルに、クスクスと笑われたのである。それは決して馬鹿にされたという感覚ではない。むしろ、
(この人がこんなに騒ぐとは思っていなかった。意外だなあ。)
という感覚だっただろう。そして笑いながら私に話しかける始末だ。
そうして我々の間にあったピリピリとした空気は一瞬にして打ち解かれた。彼らからすると、恐らく安心したのだろう。笑いのメカニズムだ。緊張と緩和である。
このテーマは『人に気に入られる』ということだ。それは往々にして『近づきがたい』という人ではなく、『とっつきやすい』という人がその対象である。私は童心に帰り、人目を気にすることなく大騒ぎをして遊んだので、親近感がわいて、彼らから気に入られたのだろう。人に気に入られたいのであれば、近づきがたい人間をやめることだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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