リチャード・ニクソン『成功者はすべて決断を早急につける習慣を身につけており、もし、その決断を変えなければならぬときは非常に遅くやる。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう！

考察

この言葉の意味は、天才軍師、小早川隆景のこの言葉を熟考したときに見えて来る。

一旦決めたら、二度と変えるつもりはない。そのつもりで決断をするのだ。だから小早川は、それだけ『思案を長くする』わけだが、当然小早川も、『即決』することがあるはずである。

例えば、食事をするときに、いちいち1時間も2時間もかけない。なぜなら、その件については、既に長い思案が済んでいるからである。あるいは、固まっていて、確立されている。そういう問題については、即決できるのである。

つまり、ここでいう『成功者』とは、決断を即決するわけだが、だとしたら、それだけ普段、考えて考えて、考え抜いて、ある程度の覚悟が決まっているのである。確立されているのだ。固まっている。だから、行くべき方向がしっかりと定まっているわけで、
の決断する事案が、そのどっちの方向に向かっているかだけを見て、すぐに決断が出来るということなのである。

従って、その『長い思案をかけて固め、定めた方向性』を、変えなければならないときは、また同じようにそれだけの長い時間をかけるというわけだ。

関連する『黄金律』

『耐え忍ぶことができる人間でなければ、大局を見極めることは出来ない。』

『「一歩」の価値をどう評価するかで、その人間の人生は決まる。』

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