名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
偉人
運営者
考察
それが出来れば苦労はしない。私も、この世界がそういう世界だったらとても住みやすかった。しかし、この世界はそういう純白の世界ではない。多種多様な色が混じりあって、しかもそれが『多様性』として正当化され、まかり通っているのだ。
そもそも、『何が純白か』ということを知っている人が少ない。少ないどころか、下手すれば、いない。この人類の歴史の中で、真の純白がなんであるかを知っている人は、いない可能性が高い。『四聖』に数えられる、
孔子、
ブッダ、
キリスト、
彼らはどうだ。『純白』か。どれほど純白なのか。キリスト教を世界宗教にさせた『パウロ』はどのように影響しているのか。ブッダはどうだ。
この境地が『純白』であると確信する者はどれだけいるのか。ソクラテスは言った。
『わたしは、善いことかもしれない死を、はじめから、よくわからないのに恐れて逃げることは絶対にしない。』
『かもしれない』、『よくわからない』と言っているソクラテスは、どれだけ『純白』について理解していたのか。道教の創案者の一人、老子はこう言った。
そもそも『仁義』という概念を人間が謳うようになったのはそれを掲げて依存して、道標としなければならなかったからであり本来、別に必要なかった。孔子は言った。
『法律?私は認めていない。』(超訳)
つまり儒教の教えは、
『徳による支配の為、支配者がしっかりしていれば、法律など必要ない。』
というものであり、人間に主体性があり、意志を大事にする矜持があるなら、国家や法律といった外部要因に依存する必要などないのだ。
では、老子、孔子、つまり道教、儒教の教えは、どこまで『純白』なのだろうか。そしてそれが本当に純白なのであれば、なぜこの世に『法律』や『仁義』が存在するのだろうか。真実を見つけ出し、真実を語り、真実を生きる。それが出来れば苦労はしない。私も、この世界がそういう世界だったらとても住みやすかった。しかし、これだけの偉人が生きて、その全てに説得力があるのだ。だとしたら『真実』とは『純白』ではなく、むしろこの『多様性』なのかもしれない。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
『38の黄金律』へ
名言一覧
Pickup名言
名言AI
土光敏夫『利益とは、リスクに対する対価だと言わねばならぬ。』 ラリー・ペイジ『多くの企業にとって、明確な競合が存在するかのように意識させ、それで団結するのは有効です。しかし、個人的には競合を意識するのではなく、より高みを目指していく方がいいと考えています。』 ソフォクレス『努力を放棄する者の前には、チャンスは訪れない。』
関連する『黄金律』
『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』