名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
『予測できる事態』に備えるのは当たり前で、『不測の事態』にも備える。これが出来る人間は、厳選される。予測できる事態について、どれだけ準備万端な備えを行っているか。これをきちんとやれるだけで、その人の周囲からの信頼は絶大だ。
そういう評価を得ることだろう。だが、この『不測の事態に備える人』というのは、それを超越している。だから、超越しすぎて周囲はむしろ、理解が追いつかないこともあるだろう。
(そんなこと起こるわけないよ。)
(今までも起きなかったしな。)
(考えすぎなんだよ。)
そういう風に思われることもあるだろう。だからこそ『不測』なのだから。『三匹のこぶた』の話を思い出してみると良い。母親が、自活するように三匹のこぶたを外へと送り出す。
一匹目のこぶたは、ワラで家を建てた。しかし、狼が来てそのワラを吹き飛ばし、こぶたは食べられてしまう。二匹目は、木だ。だが、あまりワラと大差が無かった。食べられてしまった。三匹目はどうだ。レンガだ。時間はかかったが、丈夫な家が出来た。
狼は入ることが出来なかった。何とか煙突から登って侵入しようと試みるが、それすらも見抜いた三匹目のこぶたは、暖炉に火を焚き、鍋を用意して、煮えたぎる鍋の熱湯に狼を誘い込み、退治したのだ。三匹のこぶたにとって、何が『予測できる事態』で、何が『不測の事態』だったのだろうか。彼らは母親から『狼には気を付けろ』と、本当に言われなかっただろうか。
『アリとキリギリス』や、
『ウサギとカメ』然り、
横着をして、怠惰で自堕落な思い上がった者は、必ず痛い目に遭う。
そりゃあ怠けた方が『楽』だ。なにしろ、準備しなくていい。それに費やす時間を、寝っ転がったり、遊んだりしていればいいのだ。しかし、『楽しくない』結末を迎えることを考えると、『楽』をするという選択肢は、いささか輝かしくは見えない。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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