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レオナルド・ダヴィンチ『幸運の女神には、前髪しかない。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

 

世界で初めて文字をブラウン管に映し出すことに成功させたテレビの父、高柳健次郎も、同じことを言ったという。彼の弟子たちが起業した『浜松ホトニクス』は、光ビジネスでのシェアは、ほとんど100%だと言われている。その技術力たるや、ノーベル賞の受賞をも実現させるほどの筋金入りだ。

 

彼らが造っている物は世界中のシェアをほしいままにしているが、その商品一つ一つ名前を挙げてみても、正直何のことだか素人にはわからない。だが、それはあまりにも重要な物ばかり。例えば宇宙にある未確認粒子の実態を証明するための装置。これは当然、ノーベル賞ものの偉業なのだ。

 

ダヴィンチの言うように、未知未踏を歩く先駆者であれ。幸運の女神には、後ろ髪が無い。だから、女神が横を通るのを確認してから後を追ったって、無駄だ。これを、『ビジョナリー・カンパニー②飛躍の法則』では、『弾み車効果と悪循環』と表現している。

 

女神の前髪を掴む者は、周囲に馬鹿にされながらも弾み車を苦労して手で押し続けた人間。そして、後ろ髪を掴もうとする者は、その弾み車が後になってあまりにも爽快に回るのを見て、我も我もと言わんばかりに真似をしては、容易にはいかないその過程ですぐに挫折し、また違う弾み車を探しに回り、結果が出る前に転々としてしまう。

 

女神

 

前者が抜きんでた先見性と大変な努力と忍耐の末、後で『弾み車効果』を得られるのに対し、後者は『二番煎じ、三番煎じ』に甘んじ、最初から甘い汁を吸おうという心構えだから忍耐力もなく、弾み車が回る前に努力を止めてしまい、また同じように違う弾み車を求めて、無駄な努力を続ける『悪循環』に陥る。これはまさしく、人生の黄金律だ。これに気づくのは早ければ早い方が良い。

 

私はこのブログ(ウェブ上のログ・記録)をすべてまとめ、子孫に残すつもりだが、もちろん人に見てもらっても構わない。『知性』は財産だ。穀物ではなく、真珠を。キャットフードではなく、小判を。目先の利益ではなく、先義後利で考えなければならない。

 

松下幸之助から『経営の神様』のバトンを受け取った稲盛和夫は、柳井正孫正義らを抑えて圧倒的な支持を得ている。その稲盛曰く、

 

先義後利を実践し、弾み車の効果を得て、幸運の女神の前髪を掴むことができる人間とは、『欲望』のスケールもまた、桁が違うのである。

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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