名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
社会がないなら、国もない。国がないなら、法律もない。あらゆるルールがないから、何をしようと自由だ。何の規制もない。従って、言語も宗教も今よりも更に混沌として、多様性が広がることになる。しかし、社会や国やコミュニティがあれば、その限られた範囲の中である程度の統制が取れて、秩序を保てる確率が飛躍的に上昇する。人数が増えれば増えるほど、それを取りまとめる難易度は高くなる。
今、社会や国も含めたあらゆる多様性が世界に広がっていて、その中で数々の争いや軋轢が生み出されている事実がある。しかし、だからといってその多様性を崩壊させ、人間を個人レベルの多様性にまで落とし込み、考えたとするならば、対立や軋轢は生まれないのだろうか。
今のある程度まとめられた多様性が、抑止力になっていることはないだろうか。それとも、そうすれば『アメリカに制裁を!』などとして、何も知らないアメリカの子供の命まで危険に脅かされるような心配は、なくなるのだろうか。
個人としての男と女がいる。それはわかるが、しかし社会があり、国があるのが現実だ。それを崩壊させて、ひとまとめにした方がいい、ということなのか、あるいは、そんなものは上辺だけで、地球にいるのは人間と動物と昆虫なのだ、ということなのか。それぞれが、それぞれの家族の命を主張して、大事にすることは一見すると、個人レベルで見ると、とても尊いように見える。
しかし、サルトルは言った。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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