名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
人間が、初めて人の気持ちを理解するようになったのは、相手が足の小指をどこかにぶつけたり、スネをぶつけたりするのを見て、
(痛そう!あれ、痛いんだよな!)
と思ったのが最初だったという。『痛みの共感』である。つまり人は、元々は自分のことしか考えることが出来ない、自分本位な存在なのである。だからまずこの言葉で、『人の気持ちになって考えて』と言われていることに対して、過剰反応する必要はない。そこにカギがあるんだな、というぐらいでいいのだ。感覚は。
しかし、それがなかなか出来ないのだ。その為には、もうおわかりのように、まずは自分が苦労を強いられなければならない。痛みを味わい、悲しみ、憂い、嘆き、絶望に打ちひしがされなければならない。
だとしたらこういうことだ。今、そういう憂うべく目に遭っている人。良かったじゃないか。これでようやく、『大人』の仲間入りだ。よもや、成人式を過ぎた人間が自動的に大人になるとは思っていまい。大人には、『成る』のだ。それが成人である。大人は、小人ではない。つまり、器が大きい。器が大きい人は普通、人の気持ちを軽んじることはしない。
ホイットマンは言った。
その試練が終わった時、あなたは凍えた人に毛布を掛けてあげられる、優しい大人に成っているだろう。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
『38の黄金律』へ
名言一覧
Pickup名言
名言AI
伊藤整『自分は愛されている、と思っている女はいつも魅力があるものだ。』 アンドリュー・カーネギー『ごく些細なことに、人間の運命をきめる最も重要なことが、かかっているかもしれないのである。』 ジョン・レノン『「こうすれば、ああ言われるだろう・・・」こんなくだらない感情のせいで、どれだけの人がやりたいこともできずに死んでいくのだろう。』