名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
私は、無為(ふらふらしているよう)な人生を送っている年齢若き頃、思い出すだけで背筋が凍る体験をしたことがある。見ている景色があって、そこからはあり得ないはずのクラクションの音がするから、妙だと思って瞼をあけて見た。すると私は車を運転していて、50mほど向こうから、トラックが大きなクラクションを鳴らしてこっちへ向かってくるではないか。私は気が付いたら対向車線を走っていたのである。居眠りをしていたのだ。私はあの時、死んでいてもおかしくなかった。
その他にもいろいろあるが、ここに書けるような内容としては、仕事で心身が疲れ果てている時、車のサイドブレーキをかけ忘れたことがあった。ちょっとの間寄るだけだからと思って、そのままにして停めておいたのだ。しかし、車に戻ってみると、車が無い。一瞬背筋が凍り付いて、ふと周りを見ると、電信柱にぶつかって止まっていたではないか。
そこは坂道だった。サイドブレーキをかけなかったことで車が坂から転落し、運よく斜めに曲がったことで、電信柱にぶつかってそこで止まっていた。もう20m下がっていたら、交通の多いバス通りに出ていて、人が死んでいた可能性があった。私はあの時、人を殺していてもおかしくなかった。
そう考えると、今何事も無く生きているこの人生とは、珠玉のものなのである。つまり、見るべきなのは以下の黄金律だ。
私のこの人生が『珠玉のもの』だと理解するためには、死ぬ思いをするか、窮地に陥らなければならなかった。だとしたら更に見るべきなのは以下の黄金律だ。
ピンチに陥ったからこそ、今の自分には無限の可能性があるのだと知ることができたのだ。
スウェーデンの諺にこういうものがある。
黒があるから白が際立って見えるように、無為に過ごす時間もまた、必要不可欠なものなのかもしれない。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
『38の黄金律』へ
名言一覧
Pickup名言
名言AI
スウィフト『大事件も大河の源流のように、ごく些細なことから発生する。』 エラスムス『好意はさらなる好意を、そして良い行いは、さらなる良い行いを呼ぶのです。』 サアディー『愚かなる者には沈黙にまさるものなし。この事実を知るならば、その者は愚かにあらず。』