名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
運営者
考察
ソクラテスは言う。
つまりソクラテスはラ・フォンテーヌの言う『無知な友人』を『友』として認めていない。ソクラテスの言う『友』や『敵』は、皆賢いことが前提だ。何しろ彼の言葉は一つ一つに『知性』が練り込まれている。
彼は平気で、
『え?なぜ死が嫌な場所だと断言できるんですか?あなたは死んだことがあるんですか?』
と聞くような人間だった。そしてその質問に答えられるのは神だけだというところまで、たどり着いていた。つまりこう言っていたのだ。
ニーチェは言う。
ソクラテスもニーチェもラ・フォンテーヌも、共通しているのは『無知な友人を持ってはならない。あるいは、自分がそうなってはならない。』ということである。
賢い敵というのは、さしずめ『切磋琢磨できるライバル』である。孔子の言葉、つまり論語にはこある。
『詩に云う。切するがごとく、磋するがごとく、琢するがごとく、磨するがごとくしとは、それこれを謂うか。』
それはこういう意味だ。
無知な友人は、ここで言う『ダイヤの原石』にはならない。自分と賢い敵ならば、『ダイヤの原石同士』になり得るのだ。
本来であればダイヤの原石同士で削り合って価値が磨かれるところを、ヘドロのこびりついた粘ついた石の汚れをまとわりつかせ、価値を著しく落とす。無知な友人がやるようなこと(なれ合い)とは、そういうことなのである。
もう一つの見解:『無知な友人ほどに危険なものはない。賢い敵のほうがずっとましだ。』
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
『38の黄金律』へ
名言一覧
Pickup名言
名言AI
沖田総司『大刀を損じれば小刀を抜きなさい。小刀を損じれば鞘で、鞘を損じれば素手でも戦いなさい。戦場では誰も待ってはくれないのですよ。』 ツルゲーネフ『ある一人の人間のそばにいると,他の人間の存在など全く問題でなくなることがある。それが恋というものである。』 森信三『たびたび申すことながら諸君!!この人生は二度とないのです。』