名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
よくこの手の話は聞くはずである。しかし疑わしいのは、『楽があったら、それと同じ分だけの苦が待っている』とか、『苦があったら、それと同じ分だけの楽がこの後に待っている』とか、そのような言葉の正確性である。
そういう言い回しは、どこか信憑性がない。私はオカルト的なことも、風水だとかそういうことも嫌いなので、そういう根拠のないカルト教団っぽい考え方は、妙な洗脳に繋がるから好かない。
だが、美輪明宏が常に言っている『正負の法則』というものは、『人生を生きていると、『正』の経験があれば、『負』の経験もある。良い方に物事が転がっていると思ったら、それはいつまでも続くことは無く悪い方に事態は転落するし、悪い方に物事が転がっていると思ったら、それもいつまでも続くわけではなく、いずれ耐え忍んでいれば事態はいい方向に発展する、というもの。』
であるわけで、それならば懐疑的な私でも納得がいく考え方だ。『苦は、いつまでも続かない。楽も、いつまでも続かない。冬が来たなら、春が来るように、この世はそうして、流動変化しているのだ。』という考え方なら、実に正確性が高い。
私の母親は小さい頃、よくこう言っていた。
『人生は、自分の思い通りにはいかないのよ。だから、困ったときはイエス様にお祈りしなさい。』
クリスチャンならいいが、違った私には、逆効果だった。母は別にクリスチャンであろうが、こう言うことも出来たはずだった。
『人生は自分の思い通りにはいかないのよ。でもね、ということは、自分が思いがけない良い事もあるということ。勝って奢らず、負けて腐らず、何があっても感謝の気持ちを忘れずに、屈することなく一生懸命生き貫きなさい。』
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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