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考察
このイプセンの言葉はズバリ、『ドリームキラー』という概念に当てはまる人間関係を指し示している。文字通り、『夢を壊す者』だ。これについて考えるべきなのは、『悪気の有無に関係ない』ということ。例えば母親が、
母親
と言うのは、悪気があるだろうか。いや、往々にしてそう言う場合は、子のことを心配しているだろう。しかし、それが長い目で見て『あの道にしておけば良かった』という事態に発展することがあるのだ。これがイプセンも言うが、『やっかい』なのである『心のブレーキの外し方』にはこうある。
あなたがプラスに成長することを、無意識的にでも邪魔してくるような人たちは、そもそも”友達”と呼ぶに値しないのです。
彼ら、彼女らに悪気はない。だが、ドリームキラーである。そんな時、自分は一体どうすればいいだろうか。例えばこうだ。意見を一切無視して、自分の意見を貫く。そしてそれについての全責任を負い、同時に手柄や報酬も取る。それによって、逆にその周囲の人たちに『新たな見解』を与える。
(ああ。ああいう生き方もあるんだなあ。あいつが証明してみせたなあ。)
これで、『心配してくれた』ことへの『恩返し』が出来るのだ。
『友というのは、私たちに無理に何かをやらせるためではなく、むしろ私たちが何かをするのを妨げるが故に恐るべきものだ。』
私にも友人が10人以上いたが、今では彼らは『悪友』である。つまり、彼らは友人にはなれなかった。友人がなんであるべきかということは、なんであるべきかということは、下記の黄金律を見るのがいいだろう。
もちろん私も彼らの友人にふさわしい存在ではなかった。だから最初から我々は『悪友』にすぎなかったのだ。まるで愛人のようにお互いの欲望を埋めあうだけの、刹那的な存在。そこにいた全員がそれを人間関係に望み、それを受け入れていたのだ。彼らは『友』の定義に当てはまる人間ではないが、しかし表層的にはそうだった。しかし私が小冊子を書いて彼らに渡すと、そんなこと普通に考えてそうそうあることではないのに、中にはその小冊子を見もしないでそのままにする人間もいたのだ。
友が、決死の思いで書いたメッセージを『見ない』友達がどこにいるだろうか。彼らはまるで、私のことを『ピエロ』だとでも思っていたのだろう。ピエロは本名を名乗らず、顔を隠し、みんなを楽しませることに徹する。私は自分の意見をないがしろにされたそのとき、ピエロの気持ちを理解した気持ちになった。
彼らは私がしようとしたことを妨げた。そして、今までのようなぬるま湯的な関係を脅かす私を、驚異的な存在だと定め、同意見を集めて固まり、烏合の衆に成り下がった。そうして彼らは『悪友』へとなり下がった。これは、今から10年前の、遠い昔の話である。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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