名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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考察
スターリンは言った。
私は地震のときに思ったことがある。東日本大震災では、私が住んでいるマンションも体感震度6の大きな揺れを感じた。生まれて初めての体感震度に、
(いつか死ぬとは思っていたが、ついにそれが今日になるか)
と覚悟したものだ。東京にいた私がそうなのだから、東北の人はその何倍も考えることがあったはずだ。だが、その後の日本人の対応はとても良かった。節電を一生懸命呼びかけたり、買い溜めについて言及したり(実際にいけないのは『買占め』であり『買い溜め』ではないのだが)、寄付をしたり、ボランティア活動をしたり、自分なりに出来ることを考えた。世界からの温かい言葉や支援にも、心を温めてもらった。
その後しばらくして海外で大地震が起きた。その時、あるいはもっと遡って9.11のテロの時、日本人はどこまで気持ちを向け、どんな対応を取っただろうか。ある海外の取材で、遠い異国の人が日本人に対し、印象を聞かれると、
と言って、もちろん神妙にはしてくれたが、どこか他人事の様に話す印象もあった。でも、我々だって遠い異国の国で大勢の人が今もテロや戦争で命を落としているのに、対岸の火事であるかのように、あるいは見て見ぬフリをして、無関係のフリをして今日を生きているのである。
スターリンの言う様に、『人間には理解できない領域』があるのだ。目を向ければ全ての人が理解できるのだが、遠い異国の事や、宗教の事、歴史の事まで紐解く時間は、各人の人生の時間に割り当てられていない。皆、自分の人生を生きることで精いっぱいなのだ。そう考えると人間は愚かだが、むしろ、『愚かではない』と思い込んでいた人間の方が、勝手に『人間本位』に成り下がり、環境を破壊して、生物多様性や人の命を軽んじたということなのかもしれない。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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テオドール・シュトルム『最後の最後には理想主義者はやはり正しかったということになるのが常なのです、たとえときにはそれが百年経ってからのことになろうとも。』 モンテーニュ『誰でも長い期間にわたって不幸なのは、自分が悪いからにほかならない。』 ジェイ・エイブラハム『私は不況が大好きだ。不況は、受ける痛手も大きいが、 景気のいい時よりも悪い時の方が、成長分野が豊富にあることに気付かせてくれる。』
絶望名人部下
『絶望名人カフカ 希望名人ゲーテ』という本があり、『ちびまる子ちゃん』には『いつも前向き、山田君』と『いつも下向き、藤木君』がいますが、私はいわば『ゲーテかつ山田君』であり、私の20年来の部下は『カフカかつ藤木君』です。そのような人から見るとこの名言はどう見えるでしょうか。
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もう一つの内省
普段から想像しようとしていない出来事や場面を急に想像しようとしても、ぼんやりとまでは想像できたとしてもハッキリと想像して考えることは難しい。逆に普段から考えることをしていれば、その思考が当たり前になり急な場面でも考えることができるようになる。
自分本位になり疲労や目の前の欲に対して気持ちが揺らいでしまうのは、普段から自分の事のほうが周りの事よりも多く考えてしまっているからだ。ちょtっとした些細な事であっても、自分の感情について意識する前に、周りに目を向けたり言葉の本当の意味について考えるようにしていくことが、相手本位につながっていく。表面ばかりに気を取られず、言葉や行動、出来事の本質の部分について理解しようとすることが重要だ。