名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
ヴォルテール と同じ時代を生きたヴォーヴナルグ。彼もまた、生きている間に正当な評価を受けることは無かった。人生が短すぎたのも原因の一つかもしれない。彼は、31歳の頃、つまり今これを書く私とほぼ同年代の頃にこの世を去ったのである。ラ・ロシュフーコー 、パスカル、ジャン・ド・ラ・ブリュイエールを愛読し、ルソーに影響を与えた。
泰然というのは、落ち着いていて、物事に驚かないさま、のことを言う。人々の評価を気にしていたら、およそ泰然とすることなど出来ないのである。よく、『クールだね』とか、『年の割に落ち着いているね』とか、これに近い部分を突く言葉を聞くことがあるが、彼らは皆、本当はこう言いたいのだ。
泰然としている。なぜ泰然としているのか。なぜ泰然と出来るのだろうか。自分に出来るだろうか。周りはやっていない。他の人と違うな。それだけの密度の濃い人生を生きてきたのだろうか。
気になるな。うらやましいな。 魅力的だな。あるいは、妬ましいな。自分も泰然とできたらな。
そう。そもそも人の態度、立居振舞に気を取られているような人は、自分に自信がないのである。『軟弱な足裏』なのだ。楽な道を歩いた人間には、自信(誇り)などないだろう。誇りを持つ人とは、その逆の道を歩いた人間のことだ。泰然としている人は、自分が決めて、歩いてきた茨の道でとっくのとうに足の裏がズタズタになり、それで鍛えられ、既にカチカチで不動の足裏を手に入れた人間。そりゃあ、何を踏んづけても動じないに決まっているのだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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