名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
劇作家、寺山修司は言う。
よく、
と言ったり、
と言ったり、意見が乱立していて、結局答えが曖昧になることがある。だが、断言しよう。『夢は叶う』のだ。
しかし例えば、『100兆円欲しい!』という夢は叶わない。ビル・ゲイツですら、カルロス・スリムですら、それを持っていない。だとすると、そもそも『夢』というものを、最初から『無限大』と考えているところから、出鼻をくじいているのだ。
『夢』というものを考えると、『ロマンチック』で『幻想的』な、『ファンタジー』の世界と連結しがちだが、例えば、『腕を100本欲しい!』という夢や、『ドラゴンボールの悟空みたいに武空術を使って空を飛びたい!』という夢は、叶うわけがないのだ。物理的に言って。ここで出て来た『物理』、それから『合理性』、『有限』のリソース(ヒト、モノ、カネ)と時間、これらを総合して考えて、その枠内に収まりきる夢でなければ、実現させることは出来ないのだ。
『限りがある』のである。歴史を見ることも重要だ。今までの歴史で、『腕が80本くらいあった』例があるなら、『腕を100本手に入れる』という夢は、叶う可能性が高い。しかし、そんなことが一切ないなら、その夢は、『限りの範囲外』ということになる。『100兆円』は無理だが、『1兆円』なら叶わないとは断定できない。それを所有する人間が、実存するからだ。
そうすると、今、宇宙の論説で、『パッチワークキルト多宇宙』という説があり、遥か彼方に、もう一つの宇宙があり、そこには我々が住むこの宇宙と同じような要素で出来た宇宙空間があり、そこには地球も太陽もあり、そうすると人間も動物もいて、あるいは、『ドッペルゲンガー(自分と全く同じ要素で出来たもう一人の自分)』がいて、その更に遥かかなたには、もう一つの同じ宇宙があって…ということは、別に今の段階ではありえなくはないのである。だとしたら、こういう夢は、叶わないとは言い切れ無さそうだ。
『ワープを見つけてもう一つの宇宙空間に飛び、ドッペルゲンガーに会う。』
既に、国民的漫画『ドラえもん』で想像されている発想だ。しかし問題なのは、この『ワープ』と簡単に言った部分。これが『無い』のだ。だとしたらこれは叶わない。もちろん、100%と言い切れないのだが、これも『有限の人生』の時間の中で、探し出せるかどうか。極めて少ない確率だ。無理ではないが、それよりも、『夢を叶えたい』のであれば、『お花屋さんになる』とか、そういう夢の方が、間違いなく合理的である。それなら、『宇宙ワープ』に比べて、叶う可能性が飛躍的に高くなる。
『夢』を『見る』というのは、どういうことだろうか。『ビジョン(映像)』を『視る』のだ。それは明確で、有限という縛りの中で実現性のあり得る、映像の事である。『寝て、見る夢』もあるわけだ。だとしたら『夢』とはさまざまで、『宇宙ワープ』だって『夢』だし、実現可能性の低い妄想だって、『夢』としたったいい。だが、こと『夢は叶うんだ』と言っている人たちの『夢』とは、そういう夢ではないのだ。
『叶う夢』の話をしているのだ。(なんだ)と思うかもしれないが、『叶う夢』と言ったら、かなりの広範囲になるのだ。何しろ前述したように、『1兆円を得る』ことだったら、叶えることは、その範囲内だ。事実、このディズニーも、そして、『豆腐屋のように、「1兆(丁)、2兆」と売上を数えるようなビジネスをやる。』と言った孫正義も、『兆(丁)』という単位の金を動かす夢を叶えた。
『夢を見ることが出来れば、実現することが出来る。』
どんな夢を『視る』か。これが、非常に重要なカギとなる。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
『38の黄金律』へ
Pickup名言
『絶望名人カフカ 希望名人ゲーテ』という本があり、『ちびまる子ちゃん』には『いつも前向き、山田君』と『いつも下向き、藤木君』がいますが、私はいわば『ゲーテかつ山田君』であり、私の20年来の部下は『カフカかつ藤木君』です。そのような人から見るとこの名言はどう見えるでしょうか。
自分の夢という目標を頭の中で意識することが実行するためには必要なことで、周りから見れば当たり前のような問題であっても自分のできていないことは目標として、常に頭の中に入れておく必要がある。当たり前にできていなければおかしい規則正しい生活習慣や、決めたことを実行するという行動力。この単純でもできていないことがあるのであれば、その問題を常に意識して、自分にとっても当たり前にしなければならない。基本の生活習慣から、期限を守るという普通では当たり前の問題をクリアして、次に進めるよう自分と向き合うことが必要だ。