名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
高い目標は、上記の図で言えば、一番右に積み上げられた金貨だとする。
そこに到達する!
と決めたからこそ、左の数列の積み上がる金貨に関しては、
別にこれぐらいは当たり前だ。さて、まだ足りないぞ。
と、さも、あって当たり前のように話を進められる。そんなことを続けていると、途中ぐらいから周囲が騒ぎ出す。
しかし本人はどうでもいい。何しろ、未だに一番右の金貨の数には、到達していない。人間というものは、いくら突き詰めたって、積み上げたって、どっちみち死んでしまうのだ。だとしたら、どうして前を向いて、上に向かって生きていくことが出来よう。完璧主義者などは特にそうだ。
どうせ積み上げても死ぬなら、最初からやる気が起きない
そういう思慮に、方向が向いてしまうのだ。
だが、だからといって、くよくよと下を向いて生きていく理由にはならないことを知る。例えば、納税、教育、勤労はどうする。やらなければ生きていけない。国民として認められないのだ。だからどの道やることになる。その時に、惰性の気持ちで取り組むのか、あるいは『それならば』とふんどしを締め直して奮起するのか、その心構えひとつで、人生は大きく変わるのだ。『エネルギー源』だ。高く目標を設定することは、エネルギー源の確保である。あえて、この虚無たる人生の混沌の中で、『そこを埋めなきゃ生きてる意味がない』という理屈を創造する。そして、
それを埋めるために生きてるんだ!
という、手動で設定(カスタマイズ)した、オリジナルの(自分にしか出来ない)生き方を捻出し、そこに向かって船を前へと進ませる。
イギリスの詩人、アレキサンダー・ポープは言った。
そうだ。最初からこの海に、終着点などないのだ。だがそれがどうした。情熱という疾風を巻き起こし、この人生を思い残すことなく航海する。それが人間の意地だ。誇りだ。プライドだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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『絶望名人カフカ 希望名人ゲーテ』という本があり、『ちびまる子ちゃん』には『いつも前向き、山田君』と『いつも下向き、藤木君』がいますが、私はいわば『ゲーテかつ山田君』であり、私の20年来の部下は『カフカかつ藤木君』です。そのような人から見るとこの名言はどう見えるでしょうか。
今の自分に対して高すぎる目標を考えてしまうと、その目標に対して自分の精神状態がついていかずに、妥協してしまうことがある。成功体験を積み重ねなければ精神状態の向上も考えられないので、高すぎる目標ではなく、目の前の、日々こなしていく問題を目標と考え、常に達成するような精神状態に持っていくことが重要になる。日々行動していくことに対しての意識を変え、自分のモチベーションに対する影響を考えながら生活していくことが今の自分に必要な事だ。