名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
すぐに思いつく『魔性の女』や『女の誘惑』ということもさることながら、私が今思いついたのは、母親である。私は一度決めたら絶対にそれを曲げない性格だが、夏に向けて減量を始めた。毎度のことだ。減量方法はマスターしている。高タンパク低脂肪だ。それを心掛ければいい。体重を減らしたいなら、炭水化物を減らせばいい。『抜く』のではなく、『減らす』だ。そして、健康的に痩せる為には、『月に2kg』しか体重を落としてはならない。しかもその2kgは丸々、『脂肪』でなければならない。
しかし、よく考えてみればわかるが、それでも一年で12kgもの脂肪をそぎ落とすことが出来るのだ。そして筋肉は保ったまま、あるいは増強し、『体型』が良くなる。体重、体脂肪だけではなく、体型が最適化されるのだ。全ての人間は、そもそもそれを狙ってダイエットをしているのだということを忘れてはならない。
さて、これでわかったと思うが、私にはある程度のこうした知識と、頑固とした意志がある。そんな私に、母親は減量を告げた途端、私が仕事部屋に向かうその背中越しに、こう言ったのだ。
…私がその瞬間、30年間クリスチャンを自称する母親に言おうとしたのはこうだ。
『お前は、イブか。』
しかし何も言わなかった。今まで、私の母親は何度となく衝突してきた。あえて何も言わなかったのだ。それが一番こたえると判断したからだ。もちろん、彼女なりの考えがあったのかもしれない。あるいは、逆に何も考えていないかもしれない。しかし、間違いなく言えることは、母親は私にクリスチャンであることを強要し始めた20数年前から、私との意志の疎通が出来ていないということだ。
『心のブレーキの外し方』にはこうある。
あなたがプラスに成長することを、無意識的にでも邪魔してくるような人たちは、そもそも”友達”と呼ぶに値しないのです。
もし、母親がその買って来たばかりのシュークリームを私に食べさせれば、その後に、自分も気兼ねなくシュークリームを食べることが出来る、という発想でそう発言したのであれば、その後、すぐにキッチンに戻ったとき、慌ててキッチンでシュークリームを食べ、それを隠すかのようにしていた行動につじつまが合い、そして私の『目的(減量)』は邪魔され、相手の『目的(買ったばかりのシュークリームを食べること)』だけが達成され、『Lose-Win』の図式が完成することになる。『Win-Win』以外に、良好な人間関係はあり得ない。
強要、足の引っ張り合い、嫉妬、過保護。腕力を鍛え、力づくで物事を解決する方向には行かなかった女は、狡猾さを身につけるのと同時に、悪いものも一緒に身につけることのないように注意したい。狡猾さは、生きていく為の智恵であり、人を陥れる為の兵器ではない。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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