儒教の始祖 孔子(画像)
Contents|目次
内省
孔子は言う。
『自分は天才的な人間ではない。』
イチローは言う。
『僕は天才じゃない。』
孔子は言う。
『わたしは物知りでもないし、記憶力がよいわけでもない。だからこそ一つの道をコツコツと歩み、どうにか人に教えられる立場に立てたのだよ。』
イチローは言う。
『僕は自分のやるべきことを毎日やり続けているだけだ。ただ、やるべきことをやり続けることが出来る、ということを天才だというのであれば、僕は、その『天才』なのかもしれない。』
天才と呼ばれる人たちには共通点がある。それは、『同じ毎日の繰り返し』を、『確かな一歩の積み重ね』だと、捉えたということだ。
参照文献
憲問第十四-三十七
子曰く、天を怨まず、人を咎めず、下学して上達す。我を知る者はそれ天か。
関連する『黄金律』
『「一歩」の価値をどう評価するかで、その人間の人生は決まる。』
『失敗したと思っても絶対に諦めるな。そもそもそれは、「失敗」ではない。』
『一つのことに集中する人間だけが手に入れられる圧倒的な力がある。』