儒教の始祖 孔子(画像)
Contents|目次
例えば、『世間』とは、『大勢の人』を指す言葉だが、その数と言えば、およそ人間の8割ほどが当てはまる、大人数である。その大多数の人間は、まさに『人間』らしく、人目を気にしたり、場当たり的だったり、当たり障りのない人生を生きて、それを正当化して生きている場合が多い。
『パレートの法則』とは、別名『80対20の法則』であるが、『この世のほとんどのことは、80対20で成り立っている』ということを証明した法則である。例えば、『この世の8割のお金は、2割の超富裕層が所有している』、『8割の凡人に、2割の偉人』等。
つまり、ここでいう『大多数』の人とは『80%』の大勢の人であり、『人目』とは、往々にしてこの人たちの目のことを言うが、では、我々が気にするべき『人目』とは、『80%』側と、『20%』側と、どちらの目だろうか。そういうことを考えていけば見えてくる。自分は一体何をすればいいか。
気にするべきことは『人目』じゃない。『自分がこの人生で、何が出来るか』だけだ。
子曰く、位なきを患えず、立つゆえんを患う。己を知るなきを患えず、知らるべきをなすを求めよ。