儒教の始祖 孔子(画像)
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内省
この『権力』というのはわかりやすく、実力者のことである。地位、名誉、財産を得ている、権力者のことである。『自分の命』というのは、『たった一度の自分の人生』ということだ。ダイヤモンド、ハリウッドスター、金環日食、地殻変動、では、『たった一度の自分の人生』とは、それらと比べて、どれぐらい希少価値があるだろうか。
もし人間が生まれ変わることが決まっていて、記憶もあって、記録もあって、死んだら永遠に生まれ変わって記憶もリセットされない、ということなのであれば、『自分の人生の価値』は、下がる。例えば、『花火』は夏の風物詩だが、では、あれが毎日やっているとしたらどうだろうか。皆、いちいち浴衣に着替えてお祭り気分に浸るだろうか。しないのであれば、それは『価値が下がった』証拠だ。
『アウラ』というのは、『儚いからこそ尊い』という価値を指し示す言葉。我々の人生は『アウラ』なのだ。どんな『力』よりも重視しなければならない、価値ある一生を生きているのである。
参照文献
八佾第三-十三
子曰わく、然らず。罪を天に獲れば、祈るところなきなり。
関連する『黄金律』
『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』