儒教の始祖 孔子(画像)
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混沌とした場所で生き貫くことや、自分の正義を押し貫くことは、容易ではない。先が真っ暗闇の未開拓の地を猪突猛進に突き進むようなものだ。足の小指をどこかにぶつけて、大けがするかもしれない。あるいは、そのまま足を失う大事故に遭うこともあるかもしれない。
その物怖じしない人生の生き様は、美しい。どんな人間もひれ伏す崇高な人生の生き方であることは間違いない。だが、それにはリスクも伴う。だから、安易な気持ちでやることを、孔子は勧めない。それが彼が人格者として多くの人に慕われた理由だ。
だが、私は人格者ではない。だから、とある偉人の言葉を借りてこう言う。
『もっとリスクを負え。人生の黄昏を迎えるとき、自分の心を悲しみと後悔で満たすのは、負ってきたすべてのリスクではない。負わなかったすべてのリスク、掴まなかったすべてのチャンス、立ち向かわなかったすべての恐怖なのだ。』
このたった一度の人生で、命を使い切れ。
危邦には入らず、乱邦には居らず。天下道あれば則ち見れ、道なければ則ち隠れる。