自分の弱さを素直に認めて、泣いたり、恥じたりすることができる人間は、プライドの高い人間だ。正直、『見栄』と『プライド』の意味を履き違えている人が大勢いる。『見栄』に支配されている人間は、それを認めない。力でねじ伏せ、ときには隠蔽する。
だが、プライド(誇り)の高い人間とは、その行為(逃げ)すら、許せない。真実を都合のいいように歪曲して解釈し、逃げるような卑怯者に成り下がるぐらいなら、死を選ぶ。そして、必ず突きつけられた試練を克服する。どんなに血を流そうと、どんなに骨を折ろうと。それが、本当にプライドが高い人間の、生き様である。
『バカが…
『泣くほど悔しかったら…もっと強くなってみせろ!!!』
プライド=誇り=矜持=強さ。見栄=傲慢=現実逃避=弱さ。この人生をどうやって生きるかは自由だが、どんな人にも、時には自分の無知無力に、泣いて悔しむ、エネルギーが必要になるときがくるだろう。それが早いか遅いかということだけだ。もし死ぬまでそういうときが来ないのであれば、それはあまり『人生』とは言えないかもしれない。
by御木徳近
Vアニメ「ワンピース」15周年記念!15の名場面で綴る感涙PV
※画像は以下の参考文献から引用しています。
この記事は2009年に書いたものです。とても未熟な時期に書いたものなので、いずれまた修正いたします。またこの記事は運営者のワンピースに対するリスペクトの想いから書いていますが、もしこの画像の著作権が問題になる場合は、画像をすぐに削除いたします。