どうせ散りゆくこの命に気付き、虚しいと思うか。私は思う。それすらに気付いていない人間よりは、それに気付いた人間は、遥かに人生を達観している。”儚い”人生だと思うか、”尊い”生命だと思うか。”儚い”花火だと思う思うなら、手を抜いて打ち上げればいい。だが、手が抜かれた弱々しい花火では、人の心は魅了するだろうか。
私なら、その花火が打ち上げられたことにすら、気づかない。自分の弱さに劣等感を感じることもあるだろう。人の脆さに嫌気がさす事もあるだろう。命の儚さに打ちひしがされる事もあるだろう。だが、人々が魅了されるのは、儚いからといって手を抜かず、全力で咲いて見せた、 “尊い”華火なのだ。
『ろくな力もねぇクセに威勢ばかり張り上げやがって!!!行ってお前に何ができんだぁ!!?死ぬだけさ!!!死んで明日にゃ忘れられる!!!それくらいの人間だお前はまだ!!!サボを殺したのはこの国だ!!!世界だ!!!お前なんかに何ができる!!!お前の親父は死んで時代を変えた!!それくらいの男になってから死ぬも生きるも好きにしやがれ!!!!』
どんなに不格好でもいい。どんなにいびつでもいい。 “全力”で咲かせた華火なら、人の心を魅了する。どうせ散りゆくこの命、咲かせて魅せよう、夢の華。それが自分がこの世に、立ち向かった証だ。
Vアニメ「ワンピース」15周年記念!15の名場面で綴る感涙PV
※画像は以下の参考文献から引用しています。
この記事は2009年に書いたものです。とても未熟な時期に書いたものなので、いずれまた修正いたします。またこの記事は運営者のワンピースに対するリスペクトの想いから書いていますが、もしこの画像の著作権が問題になる場合は、画像をすぐに削除いたします。