差別と区別は違う。 人種差別、身分差別はもちろん、差別だ。認められない。 小学生時代にやってしまう虐めも、往々にして差別だ。 年齢が年齢だが、実際はダメだ。認められない。 しかし『レディースデー』はどうだ。 『小人料金無料』はどうだ。これは、区別である。 それはいい。男は力を授かったんだから、男が率先する場面があり、 それはつまり、男が先頭を切る場面があるということになり、 報酬はその分、男が得られる機会が多いという事だ。
ということは、男はそれで報酬を得ているのだから、 女はその分、男と区別しなければならない。 男は女の様に乳房が無く、子供に乳をあげることは出来ない。 もちろん、産むこともできない。 そうなると、男はその間、女とは違うことをやることになる。 これは区別だ。 決して女は、男を『無能』と言って、差別してはならない。 よく『男には出産の気持ちは分からないよ』というが、 そんな事は当たり前だろう。 もちろん『女は能天気でいいやね』という男もダメだ。 男には男の、女には女の、子供には子供の価値観と時間が流れている。 それをそれぞれ、区別して考えることが重要だ。 決して差別してはならない。
『魚人は少し違うんだ 魚人は魚人の人魚は人魚の古~い記憶を遺伝子に宿している タコの人魚の親からサメの人魚が生まれたら─それは その親の古~い先祖の誰かがサメの人魚だったという事さ
だから君ら人間が姿形の違う者達を区別したがる気持ちが 本来…僕らには理解できないんだ』
だから今回の『区別』というワードは、実際には『差別』に置き換えて考えなければならない。 してはいけないのは、区別ではなく、『差別』である。 マルコムXは言った。
何を隠そうこのマルコムXは、生まれたときにはすでに、母親が白人からの強姦の被害者だった。母親は白人を憎み、より黒い血を求めて、純血の黒人と結婚した。だが、物心がつくまえに、 その夫を白人に暴行されて失い、そして国や警察は、それを『自殺』だとして隠蔽した。そして母親は、精神病院に入院したのだ。 自分たちがもし『差別される運命』に生まれたことを、想像するといい。インドでは今もヒンズー教のカースト制度の名残で、 理不尽な身分差別を強要され、目を覆いたくなるような惨たらしい事件が起きている。 とにかく、 区別と差別の違いを知るだけでも、 人間は随分、進歩するはずである。
Vアニメ「ワンピース」15周年記念!15の名場面で綴る感涙PV
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この記事は2009年に書いたものです。とても未熟な時期に書いたものなので、いずれまた修正いたします。またこの記事は運営者のワンピースに対するリスペクトの想いから書いていますが、もしこの画像の著作権が問題になる場合は、画像をすぐに削除いたします。