冷たくされたのに、傷つけられたのに、傷ついたのに、恥をかいたのに、罵られたのに、踏みにじられたのに、理不尽な思いをしたのに、”損”をしたのに、それでも、人のことを”想う”ことは、できるだろうか。自己を犠牲にしても人に優しくする、博愛のココロはあるだろうか。
『優しい』とは、人に憂うと書く。人の為に怪我をすることが出来るか、人の為に心を痛めることが出来るか、人の為に悩み、悲しむことが出来るか、人の為に憂うことができるか。『優しい』とは、”優れる”という字と同じ。世には、安易な選択に甘んじる”易しい”人は大勢いるが、本当に『優しい』人は、どれだけいるだろうか。そういう人こそ、人間の鏡だ。生きるお手本にしなければならない。
『厳しくなければ生きていけない。でも、優しくなければ生きる資格はない。』
by恩師
『ギノ”ゴ”』
『力がみなぎってくるぜ…!!!ありがとうよ!!!チョッパー!!!』
『医者のやり方…教えてくれよ…!!!トナカイでも…やれるかな』
『やれるさチョッパーお前はこんなに優しいじゃねぇか…!!!』
チョッパーはそのキノコが、ヒルルクの病を治す、万能薬だと思っていた。しかし、ヒルルクは見てすぐにわかった。
(それは、毒キノコだぜ。)
だがどうだ。ヒルルクはその真実を口にすることはなかった。そして『力がみなぎってくる』と言って、毒キノコ入りのスープを飲んだのだ。それは、息子同然でもある愛する弟子の『やさしさ』を受け止めた、『優しい』男の、粋な生き様だった。
Vアニメ「ワンピース」15周年記念!15の名場面で綴る感涙PV
※画像は以下の参考文献から引用しています。
この記事は2009年に書いたものです。とても未熟な時期に書いたものなので、いずれまた修正いたします。またこの記事は運営者のワンピースに対するリスペクトの想いから書いていますが、もしこの画像の著作権が問題になる場合は、画像をすぐに削除いたします。