以前何かのテレビの番組で、誰かが言っていた意見は、その通りだと思う。
『テレビの登場で、人間はかつてない利便性と至福のエンターテインメントを手に入れた。確かに、テレビをつければ、人は世界中のどこへでも旅した感覚を味わうことができるようになった。だが、それが幸か不幸か。実際の目で見た世界は、テレビを通して観た世界とはまるで次元が違う。』
震災以来、被災地を訪れた人は口をそろえて言う。
『みなさん、テレビを通してではなく、実際の目で見てください。』
『私は、私の航海術で世界中の海を旅して、自分の目で見た”世界地図”を作るの!!』
私も世界遺産へ行き初めの時は、『旅行』感覚だった。だが、1つ、2つとそれを重ねていくにつれて、その感覚は、間違っているということに気付いた。
これは、『旅行』ではない。『旅』である。
つまり、頭の中にあった世界の概念が、自分の目で見て、覆されたのだ。そしてそうして自分の目で見て、体験し、感動したその感覚は、 “資産”となり、自分に植え付けられ、子孫へと受け継がれていく。コンピューターで言えばまるでアップグレードされるかのように、自分のポテンシャルが引き上げられる感覚を得る『旅』とは、人間が、成長と、命を繋ぐ為に避けて通れない、登竜門である。もしかしたらあなたが思い描いている世界とは、現実とはまったく違う、世界なのかもしれない。
Vアニメ「ワンピース」15周年記念！15の名場面で綴る感涙PV
※画像は以下の参考文献から引用しています。
この記事は2009年に書いたものです。とても未熟な時期に書いたものなので、いずれまた修正いたします。またこの記事は運営者のワンピースに対するリスペクトの想いから書いていますが、もしこの画像の著作権が問題になる場合は、画像をすぐに削除いたします。