『不撓不屈(ふとうふくつ)』とは、『どんな困難にあっても、決してくじけないこと』を意味する。この言葉の意味を知った直後から、これは私の座右の銘でもある。諺など、TPOによってその信頼値は変わる。例えば、『二度あることは三度ある。』と、『三度目の正直』とでは、意味が矛盾する。
私は、とかく合理的な判断、『コンコルドの誤謬(ごびゅう)』の真理に逆らう、ある心構えが、好きだ。それは、『金脈は、最後まで掘りつづけることができる人間にしか掘り当てられない』というものである。この背景には、『弾み車効果と悪循環』という真理があり、実は、軽んじることはできない。
腕力のある人間?大金はたいた高級採掘車?圧倒的な人数?
いや、違う。金脈を掘り当てることができる人間は、『最後まで掘りつづけることができた人間』だ。かくいう私も、もちろん、掘りつづけることができたことと、そうでないことがあった。その違いを今分析すると、どういう方向から考えても、その答えは『主体性』である。私が主体性を持って『はじめの一歩』を踏み出したボクシングジムに、その突破口から楽をして入ってきたような人間は、案の定、3ヶ月ももたない人間が9割。最後まで残ったのは、結局一番最初に門を叩いた、私一人だった。
今の仕事の前にやっていた仕事でも、4社同時に同じことをやっていたのに、残りの3社は、途中で諦め、最後まで残り、大きな成果を挙げたのは、うちの会社、つまり、私たった一人だった。その中には、その仕事の創始者のような者もいたのに、彼もまた諦め、私だけがその仕事で大きな利益を上げたのだ。今の仕事もそうだ。一体何人がこの仕事をやっていたかわからない。だが、壁にぶち当たり、すぐに諦めてしまい、辞めていった。そして、私だけが残って、道を開拓し、会社として成り立つまで、立場を確立させたのだ。もちろんまた、その中には、私にこの仕事を教えた、張本人もいたのだ。
創始者?金持ち?権力者?
もう一度言おう。金脈を掘り当てることができる人間は、『最後まで掘りつづけることができた人間』だ。
『船でちゃんと学んだのよ!!諦めの悪さなら!!!』
不撓不屈。何があっても決して諦めるべからず。それが、”強さ”だ。だがその前に、『決して諦めたくない』と心底が思うような、仕事や、生き方を、探す必要がある。自分の心と向き合って。
Vアニメ「ワンピース」15周年記念!15の名場面で綴る感涙PV
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この記事は2009年に書いたものです。とても未熟な時期に書いたものなので、いずれまた修正いたします。またこの記事は運営者のワンピースに対するリスペクトの想いから書いていますが、もしこの画像の著作権が問題になる場合は、画像をすぐに削除いたします。