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ホーディ・ジョーンズ『これは聖戦!!!準備を始めろ!!!命の限り人間を殺す準備を!!!』

『聖戦』を盾にテロリズムを行う人間は、宗教的に神聖とみなされる、 正義のために戦う戦争という解釈をしている。 だが、もうこの説明の時点ですでに『矛盾』している。 『正義』の中には、『戦争』はないからだ。 それは、『正しい義』ではない。 人の道の上にあるべくものが『義』。 それが正しいのが『正義』。 つまるところ『聖戦』など、『正義』ではないのである。そしてこれは曲解なのである。

 

聖戦という言葉は本来、『神の為に奮闘し、努力すること』を意味し、決して『戦争を促す言葉』ではないのだ。眠くて朝起きれない、欲に負けて人の道を逸れそう、そういう時に自分の弱い心と闘う。それが本当の『聖戦』の意味なのである。抗うときはある。戦うときはある。だがそれを『聖戦』などと正当化するのは、いささか乱暴である。やってみればわかる。だがそれだと歴史を繰り返すことになるが、それでいいのだろうか。

 

マルクスは言う。

アインシュタインは言う。

 

~教だろうが、~国だろうが関係ない。戦争は、正義ではない。

 

『復讐の時…!!! それは今だ!!! ついに天はおれ達を選び”力”を与えた…!!! 

これは聖戦!!!準備を始めろ!!! 命の限り人間を殺す準備を!!!』

 

1937年、ドイツ軍はスペインの内戦に介入して無差別爆撃を行い、 小さな町ゲルニカでは住人の3分の1が虐殺された。そこでパブロ・ピカソは『ゲルニカ』の絵を描いたのだが、 『この絵はあなたが描いたのか?』 と尋ねたドイツ大使にこう言った。

 

 

『戦争』以外にも手段はいくらでもある。『聖戦』などという詭弁でもって行われるテロや戦争など、 人間や真実に対する、侮辱行為である。

 

 

Vアニメ「ワンピース」15周年記念!15の名場面で綴る感涙PV

※画像は以下の参考文献から引用しています。

 

一言

この記事は2009年に書いたものです。とても未熟な時期に書いたものなので、いずれまた修正いたします。またこの記事は運営者のワンピースに対するリスペクトの想いから書いていますが、もしこの画像の著作権が問題になる場合は、画像をすぐに削除いたします。